動物だって治しちゃう宇賀神先生

昨日は宇賀神先生の奈良のお寺で勉強会がありました。

うちの勉強会には、先生のように氣によるお加持ができるようになりたい、あるいは先生の楽しいお話を聞いて人生をちょっとラクに?生きたい、と思われる方達がいらしてくださっています。

 

今年からいらしてくださっていますK様は、飼われているワンちゃんを治せるようになりたいと思われまして、ご縁があり勉強会に通いだされました。

そうです、宇賀神先生は人間だけでなく、動物だって治しちゃうのです。

 

K様はとっても賢くて大きいワンちゃんを何頭か飼っていらっしゃいます。

そのうちの一頭、ワンちゃんだからお名前を出してもいいでしょうか、KOBEちゃん(コビーちゃん)がもう10歳を超えます年齢で、息がハァハァと荒く、足もぴょこぴょこと痛そうに歩いていました。

真っ黒なワンちゃんですが、年齢が高くなりますとお口の周りとかに白い毛も混じってくるのですね。

kobe-chan
KOBEちゃん

 

宇賀神先生のところで実際にお加持の方法を習うためには、やはり少なくとも1年は立たないと習えません。

K様はご自身でできるようになられるまでKOBEちゃんの状態が待てませんと、先生にお願いするべく昨日連れてこられました。

 

ワンちゃんも人間と同じ哺乳類ですから、人間と同じように身体をみていきます。

宇賀神先生は、

「骨盤がゆがんでいるから歩きにくいんだね。」

「ほら、尻尾の付け根の骨もこっちへ曲がってるだろ?」

「年で心臓が弱って、息が苦しそうなんだね。」

とおっしゃりながら、ひとつひとつみていかれます。

 

heal kobe-chan
KOBEちゃんをお加持する宇賀神先生

 

そしてものの15分もたたないうちに、

「はい、これでちょっと歩いてみて。」

とKOBEちゃんに歩いてもらいました。

 

すると、

「あ、歩き方がさっきと全然違う。」

と、K様がおっしゃいました。

そして、息が苦しそうでしたのも、楽になっているようでした。

いつものこのとながら、宇賀神先生のお加持は、鮮やかなお手並みでした。

 

ワンちゃんも、飼っておられる方にとりましては大事な大事なご家族です。

K様はとても喜んでくださいました。

また、その日帰られましてから夜に、

「いつもの“斜め歩き”が治っています。ありがとうございます。」

とK様からご丁寧なメッセージをいただきました。

大事なご家族がよくなられて本当に何よりでした。

 

それにしましても、KOBEちゃん、とっても賢い子でした。

うちにいる間じゅう、ひとつも鳴かないのです。

やはり愛情をもって育てられたワンちゃんは賢くて、人間が大好きで、とってもいい子になるんだなぁと本当に感心しました。

 

それに比べましてうちの鳥「ぴーちゃん」は・・・いえ、子供をよそ様と比べてはいけないのは重々分かっていますが・・・あーんなに山のような愛情を注いで育てたつもりなんですが、ちょっと(かなり)おバカですねぇ。

しかもぴーちゃん、2回も死にそうなところを宇賀神先生に助けてもらいました。

宇賀神先生は命の恩人です。

そうそう、哺乳類どころか、鳥類だって先生は治しちゃいました。

 

そうですね、明日からは動物つながりでうちのぴーちゃんのことや、それに関わる私のアレルギー(私は動物上皮に対してアレルギーを持っています。)のことをお話したいと思います。

どんなにおバカでも、ぴーちゃんはやっぱり目に入れても痛くない(つつかれると痛いです!)ほど可愛い、大事な大事な“うちの子供”なのです♥

 

合掌

 

踊る毘沙門さん

先日は東寺さんの「踊るお不動さん」のことをお伝えしました。

今日は私たちのお寺にいらっしゃる「踊る毘沙門さん(毘沙門天さんのことです)」をご紹介します。

 

その方が、こちら!

bishamon
毘沙門天

 

いえ、何だか・・・嬉しそう?

先日は「本来はきりりとした厳しいお顔をなさっています」とお話

しました。

ですが今朝、宇賀神先生の勉強会のため奈良のうちのお寺に行きまして、毘沙門さんに

「今日のブログに載せようと思いまして、お写真を撮らせていただきます。」

とご挨拶して、スマホを向けました。

すると、どの角度で撮ろうとしましても、どう見ましてもニコニコニコニコなさっているのです。

 

えーっ、どうしよう、きりりとしたお顔・・・と思ったのですが、いつぞやの大掃除の日も、久々に家がキレイになったのを余程喜んでくださったのか、ニッコー!!としてくださった毘沙門さんです。

「そっかー、もしかしてとっても嬉しいんだー」と妙に納得してしまいました。

皆さまからご覧になられましても、いかがでしょう。

立ち姿もこのお写真ではどことなく、楽しそうに踊ってらっしゃるようではないでしょうか?

 

もう一度念のため申し上げますが、うちのお寺の毘沙門さんも、いつもはきりりとした厳しいお顔をなさっています。

その凛々しいお姿をお撮りしようと思ったのですが・・・まあ、これはこれで、いい写真が撮れたかナ♥

 

じつはこの毘沙門さん、宇賀神先生が大阪にいらしてまだ間もない頃、拾われたのです。

 

宇賀神先生の娘さんがまだ小学生の頃、学校からの帰り道に佛様の光背(こうはい・佛様の後光を模したもの)を拾ってこられました。

「これは佛さんの光背だよ。どこで拾ったの?」

と一緒に見に行きますと、彼女が光背を拾った場所の近くに、箱に入れられてこの毘沙門さんが捨てられていたそうです。

 

ご縁があったのかなぁ、と宇賀神先生が毘沙門さんをお祀りしてお経を唱えだしますと・・・踊りだされたそうです。

嬉しそうに両手を揺らして踊られたそうです。

「ああ、だから元の持ち主が怖がって捨てられたんだな」

と先生は思われました。

それ以来うちのお寺に大切にお祀りしています。

 

サイズ的にうちの光明不動尊さんより大きくて、ご本尊様より前にお祀りしていることになるのですが・・・まあ、それにしましても、今日のお写真は嬉しそうですねー!

「法要」とは、そもそも佛様に喜んでいただくために行うもの。

毘沙門さんが、宇賀神先生よろしく「今日はボクが主人公だね!」と喜んでくださって、何よりでした。

いつもお守りくださり、ありがとうございます。

 

合掌

 

 

野獣の回復力 番外編:私のもう一つの宝物

このハガキは、うちにあります冷蔵庫に私が大切に貼っているものです。

毎日、目にします。

thank you
心から感謝を込めて

 

これは何年か前に、心臓の裏に腫瘍ができて、治療の手立てはないとホスピスに通われていましたY様がくださったお土産についていました。

もうY様はこの世にはいらっしゃいません。

宇賀神先生のところへ1週間に1回の割合で通われ、来ると元気になり楽しくお出かけができる、と喜んでくださっていました。

宇賀神先生は、腫瘍を消すことは難しいけれど、せめて生きていらっしゃる間の痛い苦しいを無くしましょう、とお加持なさっていました。

 

たとえご病気そのものを消すことが難しい、お命をお助けすることが難しいと宇賀神先生が申し上げましても、先生のお加持によりお身体が楽になると実感なさるのは、他でもないご相談者様ご本人です。

そのため、皆さま本当に宇賀神先生のことを心の頼りになさってくださいます。

 

そんな、宇賀神先生のことをとても心の頼りにしてくださっていたY様にも、先生がご自身の脳梗塞の話を楽しくご紹介しました。

するとY様が一瞬、今にも泣きだすような、すがるような目で私をご覧になられました。

その目は、

「私をこんなに助けてくれている宇賀神先生を、どうかそんな病気にならないよう助けてあげて」

と訴えられていました。

もちろんそのようなことは一言もおっしゃいませんでしたが、Y様のお心がひしひしと伝わってきました。

私が「すがるような目」を誰かから向けられましたのは、あのときが初めてでした。

宇賀神先生の野獣の回復力に安心しているだけでなく、ちゃんと、健康を保つ努力もしないと。

命がけのご病気でいらしてる方達には、宇賀神先生は本当に“命綱”なんだ、と、改めて身が引き締まる思いでした。

Y様のあの目が、忘れられません。

 

残念ながらY様は亡くなられましたが、亡くなられた後にご遺族様から感謝されました。

宇賀神先生は最後の最後まで、Y様のお苦しみが少しでも減りますようにと、お祈りなさっていました。

 

毎日、見ない日はないY様からいただいたカード。

私の宝物です。

 

合掌

踊るお不動さん

せっかく昨日お不動さんのお話が出ましたので。

5月11日の「密厳国土」の回で、京都の東寺さんにお参りに行ったお話を致しました。

そこで私は“動くお不動さん”にお会いしました。

“踊るお不動さん”と申し上げたほうが、より正確かも知れません。

 

春と秋のそれぞれ2か月程ずつですが、東寺さんで特別公開が催されます。

その期間に公開されます宝物館に、そのお不動さんはいらっしゃいました。

 

通常、展覧会や博物館などで展示されます時は、佛像などは事前に“ご心抜き(ごしんぬき)”とよばれることを施されるようです。

佛様の像から、中身の佛様を抜きだし、ただの木像や石像などとして展示するのです。

ですので、通常ならば“中身のないただの像”のはずなのですが、やはりたま~に、「ああ、佛様がいらっしゃる」と感じます佛像もごさいます。

 

それが今回の宝物館のお不動さんでした。

またいずれご紹介する時がありましたらさせていただきますが、東寺さんでは他にもいらっしゃいました。

もちろんこれは私の感性によるものですので、(例の“受像機の精度の問題”ですね、)他の方が感じられる佛様で、私が感じ得なかったものもあるとは思います。

あるいは私が「いらっしゃる」と感じました佛様も、他の方から見られますと、「何も感じないよ」となるかも知れません。

 

ですが、今回たまたま同じ時に居合わせた見知らぬ一人の女性が、私が感じます佛様と同じところでずっと感慨深げに立っておられて、多分ですがこの女性も何かが見えたりする方なのだなー、と思いました。

 

さて、その東寺さんの宝物館のお不動さんですが、前に立って拝見しますと、何やら左手にお持ちの不空羂索(ふくうけんさく)が揺れていました。

「あれ、空調の風か、入り口からの風で揺れてるのかな?」と思いましたが、周りに風を感じませんでした。

おかしいなー、と思って見ていますと、その不空羂索は揺れているようで、揺れていません。

でもやっぱり揺れている。ように見えます。

そしてよくよく見ますと、お不動さん全体もゆらゆらと揺れていました。

お不動さんの後ろにあります火炎の炎を模したものも、ゆらゆらと申しますか、メラメラと燃えるように揺れています。

「あ、いらっしゃるのかー。」

と思いました。

 

あんまりありがたくて、思わず手を合わせました。

そしてずうっとずうっと真ん前に立って拝見していましたが(その日は空いていました)、その間ずうっとゆらゆらと揺れていらっしゃいました。

これが“踊るお不動さん”なのね、とお会いできてとっても嬉しかったです。

 

実はうちのお寺には、“踊る毘沙門さん”がいらっしゃいます。

宇賀神先生が、「この毘沙門さんはお勤め(お経を読むこと)が始まると踊るんだよー」とおっしゃるのですが、残念ながら私の目には分かりません。

ただ、大掃除の日にニッコリと満面の笑みをなさったのにびっくりしたことはありました。

(本来はきりりとした厳しいお顔をなさっています。)

ぜひ一度楽しそうに踊られているところを拝見したいなー、と思っておりますが、いまだそのご縁に巡り合えずにおります。

 

今週末には奈良のお寺の方で勉強会がありますので、その毘沙門さんのお写真が上手に撮れましたら、ご紹介したいと思います。

この毘沙門さんも、不思議なご縁で宇賀神先生のもとへいらっしゃいました。

 

ところで、この東寺さんの宝物館ですが、1階に今日お話ししましたお不動さんがいらっしゃいまして、2階には先日ご紹介しましたお大師さんの法具や、さらにもの凄い存在感のとっても素晴らしい佛様もいらっしゃいました。

ですのに、ここの警備員さんにお尋ねしましたところ、毎日ここで法要はなさっていらっしゃらないとのことでした。

宝物館という、言うなれば保管庫と同じ扱いだそうです。

年に2回だけ、春と秋の特別公開の始まる日に法要をなさるだけだそうです。

それをお聞きし、とても悲しい気持ちになりました。

他の方も拝観なさっている宝物館で(しかも東寺さんの!)厚かましくも私がお経を読むわけにもいきませんでしたので、その日以来、家でお勤めしますときに東寺さんで巡り合いました佛様たちにもご挨拶申し上げています。

 

信仰とは惚れて惚れて惚れぬくこと。

宇賀神先生から教わったことですが、私はあの日以来、東寺さんでお会いしました佛様たちにも惚れ込んでおります。

ですので毎日ご挨拶申し上げますし、またお会いしに行きたくなるのですね。

 

合掌

信仰とは、惚れて惚れて惚れぬくこと。

「信仰とは、惚れて惚れて惚れぬくことだよ。」

とは、宇賀神先生の口ぐせです。

「わしはお不動さんに惚れぬいているから。」

「深江のお稲荷さんが大好きだから足しげくお参りに行くんだ。」

「お大師さんは天才だ!」

などとも。

 

そうそう、もしかしたらずっとご紹介していなかったかも知れませんが、うちのお寺の名前は、

宗教法人 佛仙道 光明不動寺(ぶっせんどう こうみょうふどうじ)

です。

宇賀神先生が今のお仕事を始めるに際し、一番初めに感得なさったのがお不動さんでした。

しかもそれは、普通のお不動さんとは少し違う様子でいらっしゃいました。

 

お不動さんは“身青黒色(しんしょうこくしき)にして大憤怒の形なり”と言われるように、一般的にはお身体が青黒く、ものすごく怒った怖いお顔で、しかも奴隷の姿をなさっています。

密教的には全ての佛様は、根本佛(こんぽんぶつ)である大日如来(だいにちにょらい)さまがお姿を変えて現れていらっしゃるのだ、と考えられています。

お不動さんは、大日如来さまが身分を落として奴隷のお姿となり、悪い心を改めようとしない衆生を怒ってでも改心させ、縄で縛ってでも佛様の世界に連れていこうとなさっているお姿なのです。

ですので怒った顔をなさっていて、手には不空羂索(ふくうけんさく)という縄をお持ちです。

奴隷の身なりをなさっていますので、お身体の色も青黒く表現されることが多いのです。

 

ですが、宇賀神先生が感得なさったお不動さんは、金色に輝いていたそうです。

日本ターザンに出会って以来、氣に関することを追い求めて、氣を取りそれを練って質・量ともに大きくし、ずっとお修行なさっていた先生にお声を掛けてくださったのが、お不動さんでした。

今から40年程前、この仕事を始められる少し前のことです。

先生が瞑想をなさっていたときに、いつの頃からかピカピカと金色に輝くお不動さんが見えるようになっていたのですって。

そのお不動さんが、ある日お声を掛けてくださいました。

 

「お前、氣を練ったり色々しているが、その先に行こうと思ったら佛教の世界も学ばないといけないな。」

 

宇賀神先生が、

「佛教の世界に行こうと思いましたら、所縁の佛様が必要だそうですね?」

とお答えしますと、

「お前の性格からして、わししかおらんだろう。」

と、おっしゃったそうです。

 

宇賀神先生はこのお仕事を始める前はメチャクチャとも言える生活をなさっていました、と先日お伝えしましたが、よく言えば猛々しい(あんまりよくない?)、悪く言えばとっても乱暴な性格・人生でした。

憤怒の相をなさっているお不動さん。

“わししかおらんだろう”とは、ありがたいお言葉を頂戴しました。

もちろんお不動さんの怖いお顔の下には佛心という無限の慈悲のお心がおありなのですが。

 

そして金色に輝いていらしたお身体から、宇賀神先生はそのお不動さんのことを「光明不動尊」と名づけられました。

それ以来ずっと、お不動さんと二人三脚でお修行をなさってきたそうです。

 

たまにどこかのお寺さんで“黄不動(きふどう)”さまと名づけられたお不動さんがいらっしゃいます。

お身体が黄色に表現されているお不動さんですね。

宇賀神先生は、多分そのお不動さんを感得なさった方も、宇賀神先生と同じように金色に輝くお不動さんを見られたのではないかな、とおっしゃっています。

 

宇賀神先生が39年程前に仙台で今のお仕事を始められるとき、もちろん今のお寺も何もありませんでした。

祭壇も先生が手作りなさったそうです。

そして、宇賀神先生はこの光明不動尊をご自身の手で描かれました。

実は先生は絵がとってもお上手なのですよ。

小学校の時の絵が何年間か栃木県の図工の教科書に採用されたこともあるのですって。

 

こちらが、宇賀神先生の描かれた光明不動尊です。

 

komyofudoson
光明不動尊

 

宇賀神先生は平成元年に大阪に出て来られ、4年後には奈良に宗教法人(お寺)も設立なさり、今ではお寺には金色に輝くお不動さんの像を祀っています。

ですがもちろん、先生の描かれた光明不動尊は今も大事に自宅の祭壇にお祀りしています。

こんなことを言ってはなんですが、憤怒の相をなさりながらも、どこかとってもキュートなお顔ですよね?

そのキュートさに、皆さまも惚れちゃうかも??

 

ちなみに、

「オレに惚れちゃあいけねぇよ?」

とは宇賀神先生の口ぐせです。

大丈夫、多分私以外の人はあんまりホレないと思うよー。

 

ですが、ねぇ、こちらの佛様あちらの神様と、たくさんの神様佛様に惚れ込んでしまう私たちは少々惚れっぽいのでしょうか?

浮気者って言われたらどうしよう( ̄∇ ̄)♥

 

合掌

遠隔の御祈願はどこまで届くのか?時間はどれだけかかるのか?

宇賀神先生のお仕事では、直接先生のところへいらしていただいてお加持させていただく場合と、どうしても来られない方が、あるいはいらした方も直接のお加持にプラスして毎日継続的な御祈願として、私たちが「遠隔の御祈願(お加持)」と呼んでおりますことをご依頼いただく場合がございます。

基本的には毎日の勤行(ごんぎょう/お経を読むこと)の際に、ご依頼いただいた方達の願いを叶えるべく、お祈りするのです。

ご依頼の内容は様々です。

 

例えば、

お身体のことが一番多いですが、ガンや様々な病気平癒。

難病やお聞きしたこともない珍しい病気も多々ございます。

 

また例えば、お店や会社をお持ちの方は商売繁盛。

お仕事がうまくいきますようにと、ご依頼くださいます。

宇賀神先生はお仕事に関するご相談にもよく乗られています。

と申しますのも、先生はお若い頃(このお仕事を始める前)は、メチャクチャとも言える生活を送っていらっしゃいましたので、色々な職業をご存知で、また色々な経験もお持ちです。

この頭のどこにそんな知識が、というほどの知恵と経験と、そしてもちろん霊感とで、お仕事のご相談にもよく応じていらっしゃいます。

その際は現実世界に重きを置いたところに立脚して色々をお考えになりますので、とても現実的なアドバイスを提示なさいます。

 

また例えば、つい先月の変わりどころ(?)のご依頼では、ご相談者さまの娘さんがストーカーかなと思うような人につきまとわれているようで怖い、とおっしゃる方がいらっしゃいました。

宇賀神先生が御祈願をお引き受けして1か月ほどたちましたところ、その方が今日いらしてくださって、もうそのストーカーかと思われる人が現れなくなりましたとご報告くださいました。

要は先生はストーカーに対して“足止め”をかけたことになります。

もちろん先生はその人の顔も名前も知りません。

ですが、効きました。

 

さて、この「遠隔の御祈願」、どこまで効き目が届くのか?と申しますと、「地球の裏側までも」が答えです。

実際にオーストラリアやカナダなど、遠くの国にお住まいの方からご依頼を受け、ちゃんと効果がありました。

 

そしてもちろん即効性もあります。

 

ある時は、夜中の12時にイタリアから国際電話がかかってきました。

その方は日本人で、とあるスポーツの分野でオリンピックのメダルも取られたことのある方でした。

その方がそのスポーツのシニアの世界大会に出られるためイタリアに行っておいででしたが、あと3時間で試合というときに、体調を崩され足がつってしまわれたとお電話くださいました。

そこで宇賀神先生が寝起きの目をこすりながらお加持(御祈願)なさり、5分もかからないうちにその場でその方の足がつったのも体調も治され、またすぐ眠りにつかれました。

 

そしてその方がご帰国後、その世界大会で第2位になられたとお話しくださいました。

現役時代もオリンピックの銀メダル、シニアの世界大会でも第2位でしたね、と宇賀神先生と笑っておられました。

 

まあ、大阪から日本国内にお住まいの方々に遠隔の御祈願が届くのですから、それがたとえ世界に広がろうとも何の区別もないと、宇賀神先生はお考えです。

ひとつ試してみたいのは、宇宙にも届くのか?ということだそう。

誰か月や火星から遠隔の御祈願を依頼してくれないかな、と待ち焦がれていらっしゃるのですが・・・残念ながら宇宙飛行士に知り合いはいませんねぇ。

人工衛星程度でしたら地球1周の円周より短い距離のようですし、もう少し遠くからで。

誰か頼んでくれないかな?

 

合掌

 

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ありがとうございます♥

霊に敏感なことはアレルギーに似ている?

私は、霊が見えるイコール霊に敏感であるというのはある意味、アレルギーと似ているな、と思います。

 

私は実はアトピーです。

(もちろん宇賀神先生に治してもらっていますので、今は症状がひどくなることは殆どありません。)

数年前検査を受けましたら、ハウスダストや動物上皮にアレルギーを持っているそうです。

私の身体はこれらのものに敏感なのです。

そして、これらのものに弱いのです。

それと同じで、霊に敏感な方は、霊に弱いことが多いなと感じています。

 

例えば私は以前とある葬儀場で、片方のエレベーターに乗りましても何ともないのですが、もう片方のエレベーターは乗りますとピリピリと突き刺さるような嫌な空気に包まれて、二度とそちらのエレベーターは使わなかった、ということがありました。

多分、ご遺体を運ぶのにはこちらのエレベーターを使うのかな、と思いました。

ですが、霊感などこれっぽちもありませんとおっしゃる方は、平気でそのエレベーターに乗られます。

ということは、私は霊感の全くない方より「弱い」と言えませんでしょうか。

 

行動を制限されるのです。

目に見えない存在に。

なんだか損をしていますね?

 

また、じつは東京に行きますときも、2回に1回の割合で私は(霊による)頭痛に悩まされます。

東京は素晴らしい日本の首都で風水により繁栄した街ですが、過去には大勢の人が亡くなった土地でもあるのです。

たとえば関東大震災や東京大空襲です。

 

出張先が上野公園の近くなのですが、上野公園内にあります不忍池は、実は東京大空襲のときに大勢の人が水を求めて避難なさり、そして命を落とされた場所でもあります。

ある敏感な方は「ガソリンの臭いがする」とおっしゃいました。

宇賀神先生が「それは焼夷弾の焼ける臭いだね」と即答なさいました。

 

霊は、ある人には目に見え、時には臭いがしたりもします。

先生は霊臭(れいしゅう)とおっしゃっています。

大概はいい臭いではありません。

その人が生前使っていらしたポマードやタバコの臭い、お線香や腐った水の臭いなどです。

 

宇賀神先生のすごいところは、ありとあらゆる雑多な知識をお持ちで、それが霊感と結びついて役立つのです。

ガソリンの臭いがするとおっしゃった方は、それが本物の臭いではなく霊の臭いだとは思われましたが、何故ガソリンの臭いなのかは分かられなかったのです。

宇賀神先生は知識としてそれが焼夷弾の臭いだとご存知でしたので、すぐにピンとこられたのです。

焼夷弾の燃料がガソリン(とケロシンの混合物)だったなんて、よく知ってたねー。

戦後生まれのクセに、戦前派かと思うくらいにお詳しい。

と申しますより、もしかして戊辰戦争まで知ってたらどうしよう、と時々不安になります。

だって(街中)仙人だもんねぇ。

いったいいつから生きておられるのか。(いえいえ、戦後ですってば。)

 

そのようなことはさておき、

宇賀神先生は霊感がおありですのに、霊にはめっぽうお強いです。

本人いわく、「霊のほうがわしを怖がって逃げていく」そうです。

いいですねー。

そして頭痛を起こしている私に向って「修行が足りん!」と笑われます。

返す言葉もございませんです、ハイ。

もちろん私の頭が痛くなりましたときは、ちゃんと霊障がないように祓ってくださいます。

 

ですが、今まで私はこれほどまでに敏感でもなかったのですけど、ここのところ急に色々を感じとりやすくなってきました。

どうやらお修行のし始めには、こんな風になることもあるようです。

私はのんびりしすぎるほどのトロさですからねー、お修行の進み具合もまたしかり、です。

いったい何年弟子をしていますのやら。

どうせなら宇賀神先生みたいに強くありたいものです。

 

合掌

 

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ありがとうございます♥

銀座の氣

昨日・一昨日と行って参りました、東京出張!

いつものことながら、怒涛のような2日間でしたー。

結局旅先でのブログ更新ができず、申し訳ありませんでした。

宇賀神先生との東京デート♥も満喫して参りました。

ということで、いつものように皆さまにもおすそ分け( ̄∇ ̄)/

 

東京はさすが日本の首都ですね。

とっても「氣」のいい場所がたくさんあります。

たとえば、ここ。

 

ginza
あの有名な交差点

 

東京にお住まいの方は、ここがどこかお分かりですね?

そう、銀座の交差点です。

 

私は以前、銀座が歩行者天国になっていますときに初めてここを訪れました。

たしか歩行者天国がこの交差点で突き当たるような形になっていたと記憶していますが、そのとき、ここからもの凄くいい「氣」が溢れているのを感じまして、今回先生に是非行きましょうとお誘いしたのでした。

豊かな自然や火山、温泉があるわけでもない都会のど真ん中で、と不思議でしたが、とってもいい氣で溢れていたのです。

 

果たして宇賀神先生に見ていただきますと、やっぱり「氣が凄いことになっている!」と大絶賛でした。

先生がご覧になったものは、「ふわぁっと氣が溢れてくる」という私の大まかな感じ方とは違い、もっと鮮明なイメージでした。

うーん、ですが、そのイメージに関しましては、企業秘密とさせていただきますとのこと。

いずれそのうち勉強会でお伝えする日も来るかも知れません。

 

とにかく宇賀神先生はこの場所がとっても気に入られて、結局1時間ほどお茶をいただきながらここで過ごしました。

もちろん日本ターザンから氣の重要性を教えていただいた先生が、ここで1時間たっぷりと氣を取り込まれたことは、言うまでもありません。

 

東京はつくられた街です。

誰につくられたかと申しますと、徳川幕府を開かれた徳川家康に仕えておられた天海僧正(てんかいそうじょう)です。

彼が風水を駆使して、江戸の町、ひいては徳川幕府を繁栄に導いたそうです。

 

風水とは、なにも黄色の花瓶を家のどこそこへ置く、などということではありません。

氣の流れを読み、いい氣を取り込みよどみなく流し、邪氣がたまらないようにして運氣を上げる方法論のことを意味します。

天海僧正はその風水を家1軒ではなく、江戸の町全体に作用しますように用いられたそうです。

その規模にも驚きますが、それが400年以上たった今でも作用しているなんて、驚きです。

 

そして宇賀神先生は、もちろん独学で風水も勉強なさり、お詳しいのです。

お仕事として家や土地を見てほしいと依頼されたこともあります。

氣が実際に目に見える先生が氣を用いる方法論をご存知ですと、鬼に金棒ですね。

 

東京は天海僧正が風水を用いてつくられた江戸をもとに成り立つ街です。

氣がいいところが多く、緑もまた多く残っていて、とても素晴らしい街です。

ぜひ銀座のこの交差点に行かれることがございましたら、ある種の「氣」がいい場所という目でもってご覧になってください。

もしかしたら素晴らしいものを体感なさるかも知れません♥

 

合掌

 

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ありがとうございます♥

野獣の回復力 その2

新婚2か月で宇賀神先生が脳梗塞で入院なさり、新妻としましては、それはそれはもうびっくりでしたよー。

ですが、そこは普通とはちょっと違う宇賀神先生、入院なさったその日にろれつの回らない舌で、

「わしはなぁ、野獣の回復力だから。今日から3日のうちに治すから。」

と、自信満々でおっしゃるのです。

そして、心配だから病院に一晩付き添いして泊まると言う私を帰して、ひとり入院なさいました。

 

大きな声では言えませんが、実は宇賀神先生も内心はとっても怖かったようです。

夜の消灯後、このまま朝目が覚めなかったらどうしようと不安で不安で、寝つけなかったそうです。

だから私も泊まるって言ったのに、強がりをおっしゃいました。

 

ですが、常日頃より

「わしが死ぬ時は医者が決めるんじゃない。

わしとお不動さんと神さんの3人で決めるんだ。」

と豪語?していらっしゃる宇賀神先生です。

死ぬかも知れないという恐怖と闘いながら、ご自身でご自身のことを一晩中お加持なさいました。

 

こういうのを「内護摩(ないごま)を焚く」と申せばいいのでしょうか。

ふつう「護摩(ごま)を焚く」と申せば、結界をした場所や壇上で本物の火を焚いて佛様に祈りますが、それを自分の心の中だけで焚くのです。

祈りの炎を、心の中で燃やすのです。

宇賀神先生は一晩中、内護摩を焚いていたとおっしゃいました。

 

また、ありがたいことに、お弟子さん達も宇賀神先生のためにそれぞれお加持してくださったそうです。

先述のY先生などは、入院当日の夜遅く、ご自身のお仕事が終わってから駆けつけてくださいました。

お電話でご連絡した際、「仕事が終わり次第そちらへ行き治療する」とおっしゃってくださるので、面会時間も終わっていますからとご辞退したのですが、「僕は医者ですから、大丈夫、入れます。」とおっしゃいました。

『でも違う病院ですからー。』と心の中でツッコミを入れそうになりましたが、Y先生のお気持ちがとてもありがたく、お願い致しました。

 

そして2日たち、3日目の朝、いつものように病院に行きますと、

「わしはもう今日から自分でリハビリ始めたから。

階段も朝から3往復したからね。」

と宇賀神先生がおっしゃいました。

病室は5階でした。

「えー、ほんまに?すごいやん!」

と話していますと、病院の先生が回診にいらっしゃいました。

「宇賀神さん、調子はいかがですか?」

「あっ、先生、絶好調です!朝から階段も3往復してリハビリしました!ほら見て!!」

と、マヒを起こした方の足の指でグーチョキパーをしてみせます。

病院の先生も驚かれて、これなら退院も思ったより早いかも知れませんね、とおっしゃいました。

 

後にも先にも、死にかけてから3日目で「絶好調です!」と嬉し気に叫んだ人を私は知りません。

マジで殺しても死なないとはこの人のことかも、

もとい、

素晴らしい生命力、いやまさに「野獣の回復力」とは本当だったんだ、と感心しました。

そして“最低2週間の入院”と言われましたのを9日で退院し、翌日には仕事をなさっていました。

 

今ではあの(通常でしたら)悲劇ともいうべき出来事を笑い話に変えて、皆さまにお伝えしています。

それは宇賀神先生が、たとえつらい事が起こったとしましても、後になればそれを「笑いとばす」力強さを持っておられるからだと思っています。

そのお心の強さも含めまして、先生の生命力の強さ(本人談:野獣の回復力)はすごいなぁ、と感心しています。

 

合掌

 

追伸:明日から2日ほど出張で東京に参ります。そのためブログの更新ができないかも知れません。携帯からうまく投稿できましたら、旅先の先生の写真などお送りしたいと思います。できるかな~(^∇^)/

 

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ありがとうございます♥

野獣の回復力 その1

宇賀神先生は日頃から、ご自身のことを

「野獣の回復力」がある

と、おっしゃっています。

 

実は宇賀神先生は、人様の病苦を取り除くお仕事をなさっていながら、先生ご本人も生活習慣病の大家です。

若い頃から無茶苦茶な生活をなさっていましたからね。

 

極めつけの病気といえば、新婚ホヤホヤ2か月目で脳梗塞になられたことでしょうか。

左半身のマヒが起こりました。

その日はお一人で伊丹の方へ出張なさっていて、朝出かけられる前から何だか調子がおかしい、ふらふらする、とおっしゃっていました。

 

お仕事が終わり、夜、帰り道の十三駅近くの居酒屋さんで飲んでおられたとき、ついに立ち上がれなくなったそうです。

家にいた私に宇賀神先生から電話がかかってきました。

何かがおかしいんだ、でもとにかく家に帰るから、と。

これだけ人様のお身体のことも見ていますのに、そしてこのようなとき、人様には即・病院に行くようにとその場でアドバイスなさったこともありましたのに、いざご自身がなりますと、いえ、脳の病気のためか余計に、判断が鈍りました。

しかも電話の向こうでとても怒ったように話されるのです。

今思いますと、その理由もなく変に怒っていましたのも、病気のせいだったかも知れません。

 

帰ってこられる宇賀神先生を駅まで迎えに行こうとしましたら、ステッキがくの字に曲がってしまって、それを支えに歩いていらっしゃる宇賀神先生の姿が見えました。

左半身に力が入らず、ステッキで体重を支えながら1時間の道のりを自力で帰ってこられたのです。

どれだけそのステッキを頼りに歩いて来られたのでしょう。

びっくりしました。

 

そして病院に行こうとすすめましても、怒って言うことを聞きません。

救急センターに問い合わせたりして、症状からしてやはりすぐに病院に行ったほうがいいと言われましても、どなるように怒って、ガンとして言うことを聞かないのです。

「わしは深江のお稲荷さんの近くにいないといけない。治してくださるから。」

と、訳が分かるような分からないような理屈をおっしゃっていました。

「神様の御力は距離に関係なく届くよ」

と申しましても、先生の耳には入りません。

病気のために正しい思考ができなくなるということに、そのとき私は気づきませんでした。

今思いますと、あの時は無理やりにでも救急車を呼ぶべきでした。

 

そして愚かにも一晩家で過ごし、翌朝やっぱり身体が思うように動かないと、病院に行きました。

病院でMRIを撮られ、脳梗塞が起きている、と告げられました。

しかも梗塞を起こした場所は脳幹のすぐそばで、あと1ミリでも脳幹に入ってしまえば、その瞬間に呼吸が止まって死ぬと言われました。

「今から点滴する薬は、通常なら梗塞を起こしてから4時間以内に打つべきものです。それが12時間以上たっているわけですから、これが有効に作用する保証がありません。しかも悪くすると脳内出血を起こす可能性もあります。」

と病院の先生に説明されました。

 

そして、「最低2週間の入院です」と言われました。

お医者様の前で車椅子に乗せられていた宇賀神先生は、

「いえ、仕事がありますから、3日で退院します」

と、ろれつも回らないくせにエラソーに言います。

するとお医者さまは、

「そんなの責任持てません!それなら帰ってください!」

と怒られました。

宇賀神先生が、

「じゃ、綾野さん、帰ろっか」

と、立とうとなさいましたが、当然立てません。

「ほら、立たれへんやんか。ちゃんと入院しよ!」

と言いますと、しぶしぶ

「じゃあ、さしあたり入院します」と。

負け惜しみに“さしあたり”という言葉を使われたのが、せめてものムナシイ抵抗でございましたねぇ。

 

(その2につづく)

 

 

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