あの世からの冗談

今日はどんなブログ記事を書こうかと思いながら前回のブログ「死後の世界」を読み返しておりましたら、思いもよらない宇賀神先生のお言葉が聞こえてきました。

前回記事の、「これが死後の世界であると『確信とも言える感覚』『本能で知っていたというような感覚』で感じました」というくだりを読んでいたときです。

宇賀神先生いわく、

「でもコロンブスは1492年に発見したアメリカ大陸を『ここがインドだ!』と確信したのに、間違えてたんだよ。

命がけの大いなる勘違いだったんだ。

だから昔はアメリカ先住民のことをインディアン(インド人)て呼んでたはずだろ。」

と。

つまり、命をかけて大航海をしたコロンブスの命がけの確信が勘違いだったように、私の本能の確信ももしかしたらアテにならないかもよ?とおっしゃったのでした。

私は思わず、

「えっ、マジで!?」

とびっくりして言いました。

もちろんそのコロンブスの勘違いの話は知っていますが、それを持ち出してきて私のも同じように大いなる勘違いかも、って言うなんて、本当にそうなの?

私の「本能の確信」も、実は単なる大いなる勘違いだったの!?

ぎえーーー、マジですかぁあー?(もう公然とブログに書いちゃったよー!)

すると、びっくりした私を見て笑っておられる宇賀神先生を感じました。

あっ・・・からかわれたの?

と、もう一度びっくり。

いつもはあんなに私を包み込むような優しさしか感じない宇賀神先生の存在ですのに、今日は一瞬私をからかって面白がっておられるような気がしました。

あの世から冗談を言ってからかわれるだなんて。

こんなこともあるのかと、目をぱちくりさせて、しばし呆然とした後、にやにやしてしまいました。

宇賀神先生は生前、よく神様や佛様、あるいは亡くなった方とも話しをしておられました。

それは何も特別なことではなく、日常茶飯事の当たり前のことのように話をしておられました。

ただ、例えば自分は神様のお言葉をお聞きしたと思っていても、証明できるわけでもなく、本当なのかただの思い込みなのかは紙一重だったりするわけです。

本当に聞いたのか自分の欲望や思い込みで聞いたのか、自分自身を含め誰にも分からないから、だからこそ「薄氷を踏むように」慎重にしていくのですが。

ですがそんななかでも、例えば神様から思わぬことを言われたとき、自分が想像だにしなかったことを神様から言われたとき、それは思い込みでなく本当にお言葉が届いた可能性が高い、と宇賀神先生はおっしゃっていました。

私は「本能で知っていた感覚」とまで確信していたことを、まさかコロンブスの例を持ち出して大いなる勘違いかもよだなんて言われるなんて、思ってもみませんでした。

ましてや、そうやってからかっておいて、びっくりした私を見て笑っておられる宇賀神先生の楽しそうなお心を感じるだなんて。

自分でも思ってもみなかったことですから、これは本当に宇賀神先生のからかわれるお言葉を聞いたのかも。

(そしてもちろんこれも大いなる勘違いでありませんように!)

私は、めちゃくちゃ嬉しくなりました。

今日はまたひとつ、宇賀神先生のことを感じることができたよ。

嬉しかったぁー・・・。

しかも佛様の国に行ってもお茶目さを忘れないなんて!

さすが宇賀神先生。

また、いつでもそうやって私に話しかけて。

からかってくれてもいいから、楽しくそばにいて。

幸せに笑っていて。

いつでも声を聞いて、宇賀神先生のことを感じていたいよ。

ああ、今日はちょっと楽しい気分で寝られそう。

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

宇賀神先生。

合掌