いつもいつも探している

昨日はなぜかとても不安な一日でした。

前回お話ししたように、春の氣とともに宇賀神先生のことを強く感じていると思っていたのに、昨日はなぜかその感覚がとても希薄でした。

どうして?

どこ行ったん?

もう、おらへんの?

それともまた私が分からなくなっただけ?

一日中、不安な気持ちでした。

また、ひとりになってしまったような。

そして夜になり、寝室に行きますと、ふと宇賀神先生がしていらした手袋が目にとまりました。

その手袋を手に取った瞬間、

「あっ・・・やっぱりここにいる。」

涙が溢れてきました。

そしてまた、手袋を持つ私の両手を包み込むような、宇賀神先生の温かい手を感じました。

別に宇賀神先生が手袋になられたわけではありませんが、手袋に触れた瞬間に、「ここにいる」という感覚を取り戻せました。

この感覚はなんだろう、と思います。

見失って、また見つけて。

不安定な、この感覚、この思いは。

いつもいつも、宇賀神先生のことを探している気がします。

どこにおるん?

ちゃんとここにおる?

離れんといてくれてる?

・・・・・・

今朝になり、いつものようにお佛壇に飲み物をお供えするのに宇賀神先生のお写真を見たとき、

「今日は、いると感じられる。」

と思いました。

よかったぁー・・・。

私はこうやって一生、宇賀神先生のことを探し続けるのでしょう。

ずっとそばにいて欲しいあまり、本当にいてくれているのか不安になる、矛盾した私の心よ。

弱くてもろくて、触れた瞬間に泣き崩れ落ちてしまいそうになる、私の心よ。

どうかどうか、見失ったと思って不安になっても、またすぐに見つけられますように。

またすぐに、宇賀神先生が気づかせてくれますように。

鈍感な私にも分かりやすいように、いつもちゃんとその存在をアピールしててよ。

ほんとやで。

合掌