嵐を呼ぶ男、見参!

東北への旅から帰って来ました!

今回の旅も走りましたよー。

体力の無い私は行き帰りの運転でグッタリ、温泉に英気を養いに行ったのか、運転で疲労しに行ったのか分からなくなってしまいました(^-^;)

 

ひとり元気なのは、このお方。

grape
マスカット片手ににっこり。

 

道中は、稲穂の緑がとてもきれいなのが印象的でした。

green field
緑の美しい田んぼ

見てください(^-^)この美味しそうな、間違えました、美しい田んぼの緑♥

見渡すかぎり広がる美しい緑に、心洗われる思いでした。

山の自然の緑と、日本人が営々と耕し育ててきた田畑と。

お陰様で美味しいお米をいただいておりますと、頭がさがります。

 

北の国の美味しいお弁当と、大好きなクッキー♥

obento
北の国のお弁当

「今まで食べた中で一番美味しい炊きこみご飯だー♥」と、宇賀神先生も大喜びでした。

水と空気の綺麗なところは、本当に何をいただきましても美味しいですね!

私は自分の生まれ育った大阪が大好きなのですが、ただひとつ、水と空気があんまり綺麗でないのが残念で仕方がないのです。

大阪も昔は東北のように水と空気も澄んでいたのでしょうね。

 

さて、今年も湯治しておりましたのは、岩手県と秋田県の県境にございます、国見温泉の石塚旅館さんです。

宇賀神先生がずっと若い頃から通っておられる温泉です。

「何歳のころから通ってるの?」と尋ねますと、「23歳のときから。」ですって。

おおよそ半世紀・・・( ̄∇ ̄)

もはや歴史ですな。

kunimi1
石塚旅館さんの前にて

「写真にサンダース号も写して♥」って絶対言う宇賀神先生。

サンダース号の横顔と。

 

ちなみに露天風呂は男女混浴ですので、私は入ったことがございません。

関西人にはなじみの薄い文化ですね。

宇賀神先生は露天風呂が大好きでいらっしゃいますので、よく入られます。

ですが、この時期はこの山の上にもアブがぶんぶん飛んでおります。

露天風呂は手ぬぐいでアブと格闘しながら入るのだそうです。

なにを好き好んでそんなオソロシ気なお風呂に・・・(T-T)

 

この、外にポツンと建っておりますのが、露天風呂です。

はっきり申し上げまして、外から覗き放題。

この写真では分かりにくいかも知れませんが、小屋になっているというよりは、前面に壁があるだけです。

やっぱり関西人にはハードル高すぎます。

kunimi2
国見温泉の露天風呂

奥の岩と岩の間の緑色が、温泉の色です。

見えますでしょうか?

kunimi3
露天風呂

 

そう、ここのお湯はまるでバスクリンを溶かし入れたような鮮やかなグリーン色なんです。

あまり他では見ない不思議な色をしています。

もちろんお湯の良さはバツグン!

温泉の「氣」も、めちゃくちゃ強いです。

宇賀神先生は、ご自身の氣を高めるためにも、素晴らしい氣の温泉ばかりを目指して湯治に行かれます。

 

ちなみに、これは内湯です。

泳げそうなほど広い浴槽に、この緑!

kunimi4
国見温泉の内湯

 

宇賀神先生が惚れ込んで半世紀近くも通ってらっしゃるのも大いにうなずけるくらい、強い強い温泉です。

あまり熱心に入りすぎますと、湯あたりもひどくなります。

 

宇賀神先生がよくおっしゃるのですが、草津温泉には道端にたくさんの小さな墓標があるそうですね。

それは、昔から名湯として名高い草津のお湯に病気を治してもらおうと来た人達が、弱った身体には強すぎる温泉に負けてしまい、そのまま旅先で亡くなられたという、そんな墓標なのだそうです。

国見温泉も、そんな草津のお湯と同じくらい、全国でも稀なほど強い温泉です。

効きますよー(^-^)

 

国見温泉は石塚旅館さんを含め、たしか2軒の旅館しかなかったと思います。

冬は深い雪に閉ざされてしまい、道路も封鎖され、5月~11月のはじめ?くらいまでしか営業なさっていません。

水は湧水、電気は自家発電という、素晴らしく外界から隔離された場所ですが、お車でしたら案外走りやすい道です。

ぜひ一度足をお運びいただき、めちゃくちゃに氣の強い、バスクリンみたいな緑のお湯に浸かってみてくださいね。

携帯電話ですが、AUさんとドコモさんでしたら、通話のみ、工夫により場所により(駐車場のこの位置、とか)つながる、ときもあるみたいです。

でも途中で切れるときも多々あるようです。

ネット回線はかなり難しそうです。

せっかくですから滅多にない機会、デジタルデトックス(あえて電波をつながない)も合わせておすすめいたしますけれど。

 

そうそう、それで、タイトルの「嵐を呼ぶ男」のことを忘れておりましたが。

何を隠そう今回の旅は、行く道のみでなく、帰り道まですごい土砂降りの雨に見舞われました。

日程の少し早いうちから日本海側をずっと南下して帰ってきたのですが、まあー、ここまでひどくなくても、というくらいの大雨と風でした。

秋田県の鶴岡西インターからあつみ温泉インターまでの日本海東北自動車道が、雨のため通行止めになるくらいでした。

地道では対向車のはねた水で、一瞬視界がゼロになることも2回ばかり(T-T)

覚悟はしておりましたが、ちょっぴり怖かったですね。

前回の記事で、嵐を呼ぶ男&雨女のコンビです♥なぁんて書いてしまったタタリでしょうか、と諦め?というより悟り??の境地でございました。

「ほらね、世界はアナタの思った通り♥」っていう引き寄せの法則そのままに、嵐の恩恵を被りました。(参照:引き寄せの法則

 

いえいえ、いいんですよ!

晴れの日よりもなお一層、安全運転を心がけたらいいだけの話ですから!

恵みの雨ですものね!

青い空と海の景色も綺麗ですが、空と海の境目のないグレー色の景色も、それはそれで美しいですから!(これは本心♥)

車のフロントガラスの視界が一瞬ゼロになっても、ワイパーがすぐに水をよけてくれますからね!

平気だもん!

 

強がりなんかじゃ、ないですよーだ(T-T)(T-T)

 

合掌

2件のコメント

  1. 遅くなりましたが、お帰りなさい。
    長時間の、そして土砂降りの中での運転もあったとのこと、あわせてご苦労様でした。
    さぞ、お疲れのこととおもいます。
    しばしのご休息をおとりください(と申し上げたいところですが、
    お二人にはその必要はないのかもしれませんね!!)。

    写真を拝見させていただいていますと、素晴らしい日本の里山と、その自然のなかを吹き渡ってくる風の爽やかさを感じます。

    昔(と言っても私の子供時代ですが)のこの時分には、田植えから間もない水田の水面を渡ってくる心地よいそよ風と、山の木立を吹き抜けてくる爽やかな風がありました。
    今年の猛暑とはくらべようもないほど過ごしやすかった思い出があります。

    この暑さ、今昔の違いを感じる一方、人工による地球温暖化と進む都市化の影響を感じてしまいます。

    いま、国見温泉の写真をみさせていただきますと、今も東北地方に、こんな豊かな自然の中に風情のあるところがあるのですね。
    緑にかこまれ、気の豊富な内湯に外湯、もう少し元気だったら、是非とも行ってみたいものです。
    日本には、こんなところが他にもたくさんあるのでしょうね。

    健康のため、わが身を鍛えるのもいいのでしょうが、こんな自然のなかに身をゆだねて時をすごすのも最高の人生になるのではないでしょうか。
    と、ふと思ってしまいました。

    1. 樫内様、ありがとうございます。
      国見温泉は私にとりましてはパラダイスです。
      毎年ありがたいことに、緑が心地いい旅となっています。
      日本に生まれて、私は幸せ者です(^-^)

現在コメントは受け付けていません。