「そんなこともあるよ、人生だから。」

宇賀神先生は、人の心をフッと軽くする天才です。(人格伝播力

こう、以前もお伝えしました。

色々な方から色々なご相談をお受けするのですが、何やらかんやら先生がお話しておりますと、

「不安がどこかへ行きました。」とか、

「前に一歩進めそうです。」

と、おっしゃってくださる方達も多くいらっしゃいます。

そんな宇賀神先生が、よく私にも言ってくださるひとことが、こちらです。

 

「そんなこともあるよ、人生だから。」

 

私が何か失敗して、へこんでおりますときに、よくこう言って慰めてくださいます。

このセリフを言われるようなカナシイ出来事がございましたのは、一昨日でした(T-T)

 

一昨日はブログでも書いておりましたように、お稲荷さんの夏祭りでした。

その後の打ち上げに入ったお店で、「大吉」のおみくじを図らずも引いてしまったような巡り合わせに大笑いしたのですが、本来の私は、自分で言うのもなんですが、くじ運・・・あんまりよくないんですよね。

神社などで引くおみくじは大概「小吉」か「末吉」ですし、色々なお店のくじ引きもほとんど当たりません(T-T)

 

宇賀神先生には

「綾野さんには博才(ばくさい・先生いわく、賭け事で勝つ才能)は無いよ。」

と、いつも笑われております。

「無いはずないよー!!(T-T)」

と、むなしく抵抗してはおりますが。

 

さて、そんな博才の無いワタクシが、一昨日の昼間、インターネット上の、「ガチャガチャ」とでも言うのでしょうか、くじ引きみたいなのに挑戦いたしました。

よく買っているネット通販のポイントを使用して、くじ引きをしたのです。

その通販サイトのネットポイントがかなり貯まっていたのですが、そのポイントで交換できる景品で、私が必要なものが何もありませんでした。

いつもポイントを使わないまま期限切れになってしまっていたのですが、一昨日ある商品を購入しようとサイトを見ますと、手持ちのポイントのうち10ポイント使用すると、「1回ガチャ(くじ引き)ができます」と書かれておりました。

私は2154ポイント持っておりました。

トライしようと思えば215回、くじが引けます。

しかも、当たりは500円分のクーポン券だと言うではありませんか。

どうせ使わないポイントですし、ポチっとワンクリックするだけでくじ引きができるのですから、「なぁんだ、簡単じゃないの!」と、やってみることにしました。

 

ところが・・・やってもやっても当たらないのです。

ぽちっ!→残念、はずれ~!

ぽちっ!→またまた残念、はずれ~!

と、何度クリックしても当たりません。

 

はじめは「そのうち当たるでしょ♥」と、トクした気分でポチっておりましたが、

クリックも50回を超えたあたりで気が重くなり、

100回を超えたあたりで「いつ当たるの・・・(T-T)」と泣きそうになり、

150回を越えたときには、もはや執念・・・「ポイント全部使ってでも当ててやるぅー!」と、215回もチャンスがあるなら絶対当たるはずと言い聞かせながら、心は半泣きでポチっておりました。

 

そしてとうとう、

ぽちっ!→→→ポイント不足です!

の表示が・・・!!

 

全ポイント使用し、215回もトライしたのに、一度も当たりませんでした(T-T)

そこまでくじ運悪くなくても・・・ねぇ。

 

我ながら、あまりのナサケナイ結果に撃沈いたしました。

215回も引いて、一度も当たらないなんてあるのでしょうか。

当たるか当たらないかの、2択しかないのですよ?

いえ、ポイントはどうでもいいのですが、片手間とは言え、クリックし続けた時間のムダ使いをしたガッカリ感がつらかったですね。

 

それで、宇賀神先生に

「あんなー、インターネットでくじ引き、215回もしたのに1回も当たらへんかってんー(ToT)!そこまでくじ運悪いなんてー!!」

と、泣きつきました。

 

そしたら先生が半分あきれながらもひと言、

「そんなこともあるよ、人生だから。」

と、ふわぁっと、柔らかい表情でおっしゃいました。

 

身内をこのように褒めるのもなんですが、宇賀神先生の慰めは、たしかに大人の大きな器?心?を感じられますので、よくあるセリフを聞くのでも、先生に言われますと妙に納得してしまいます。

ですが、そのときちょっと、先生から感じられる「人格」のなかに幼い子供がいるのかな、とも思いました。

ママが何か失敗して落ち込んでいるとき、小さい子供が

「ママ、だいじょうぶだよー。」

って慰めてくれたら、その「だいじょうぶ」には何の根拠も理性的な判断もないと分かっていても、

「うん、そうだね。」

と、ほわんとあったかい気持ちとともに元気が出てくるような?

私には子供がおりませんので、あくまでも憧れとともに想像するしかありませんが。

 

とにかく、215回もくじ引きに挑戦してただの一度も(!)当選しなかった私ですが、この宇賀神先生のたったひと言で妙~に元気が出たのでした。

で、その後めげずに夏祭りに出かけ、「知らないうちに大吉を引いてました♥」という結果に。(→前回の「神さまの見た風景」に戻る。)

 

そう言えば以前読んだひすいこたろうさんの本でしたかに、

「“当たり前”は、“大当たり”が“目の前”にあることだよ。」

と、書いてありましたね。

くじ運の悪い私ですが、旦那さんには「大当たり!」で、恵まれたでしょうか。

atarimae
私の「当たり前」

昨日もお稲荷さんの夏祭りの本祭でしたので、お参りいたしました。

門の奥に、大きな菅の輪が見えますでしょうか?

あの中をくぐってお参りいたしました。

 

いつもいつも、宇賀神先生が元気で笑ってくださる「当たり前」に感謝です!

 

合掌