前回、霊能者と言われる人がこの世の終わり(アルマゲドン)のイメージを見てしまうことが往々にして(極まれに?)あり、言うなれば誰もがかかる「はしか」のようなものです、とお伝えしました。
宇賀神先生も過去にその「はしか」にかかった一人で、次回は先生の(恥ずかしい)体験談を書きます、とお伝えしておりました。
ですが、先生が、「わしのこと笑い者にしてくれるなよー。」と、ちょっぴり泣いておられましたので、やめておくことにいたしました(^-^)
ごめんなさい。
それでですね、話題を変えまして。
7月31日の今日は深江のお稲荷さんの夏祭りでした。(またまたごめんなさい、日付けが変わり、昨日になりました。)
(参照:深江のお稲荷さん、黄金色の龍、龍の背中、神意ためすなかれ、春の氣)
夏祭りは7月31日と8月1日の2日間です。
宇賀神先生と一緒に、お参りいたしました!
やっぱり雰囲気がいいですね。
お稲荷さんを目指して歩いておりますと、夜の暗がりのなか、ぼうっとお稲荷さんの境内が明るく浮かび上がり、人々のざわめきが聞こえてきて、だんじりの鐘の音とお神楽も聞こえてきて。
今日は過ごしやすい夜で、夜のお祭りにはとても素晴らしい日でした。
菅の輪くぐりも、ありました。(写真撮りそこねました。)
夏祭りでは、氏子に届けられるはがきを持参いたしますと、拝殿の中に上げていただき、お祓いとお神楽の奉納を受けることができます。
神主さんにお祓いしていただいたあと、笛と太鼓のお神楽の演奏とともに、巫女さんが剣を片手に舞われます。
そして、最後に巫女さんから鈴で祝福を受けます。
とってもありがたいひととき♥
私達も、拝殿にあがらせていただきました。
そのお神楽が終わり、他の人達とともに拝殿から降りようと順番待ちをしておりましたとき、ふと、境内の方を見ました。
ちょうど拝殿の上から、眼下に境内を眺める形となりました。
そこで私の見たものは、明るい光で照らされた境内の中、穏やかなざわめきとともに、楽しげにしている人々の姿でした。
みんなすごく幸せそう。
そう思ったとき、(こう表現するのは不遜かも知れませんが、)私の心に神さまのお心が重なったような気がいたしました。
神さまがとっても喜ばれているのが、全身で分かったのです。
楽しそうに笑う人達をご覧になり、神さまも喜んでおられるんだー・・・。
私は目頭が熱くなりました。
なんでこんなに無条件に人々の幸せを望まれるのかなぁ。
神さまや佛さまのお心に触れた(と感じた)ときには、いつもそう不思議に思います。
よく、「無条件の愛」とか、言葉や概念としては知っていますが、なかなか実生活の中では難しいもの。
親子や夫婦でさえ、本当に「無条件」でずっといられるのかどうかは、簡単ではないと思います。(えっ、みんなは簡単なの?できないのは私だけ?(T-T))
私だって宇賀神先生に、
「ずっとがんばって働いていてねー。」とか、
「認知症になったらイヤよー。」とか、
「ご飯食べたらすぐに歯を磨いてよねー。」とか、
「お酒飲みすぎるなんて、ありえへん!」とか。
色々条件をつけたくなりますもの(T-T)
そんな超がつくほど俗人の私に、「無条件ですべての人々の幸せを願う神さまのお心」が流れ込んできたのです。
頭で理解するのとは違い、一瞬でそのお心に同化するような心持ちと言いますか。
神さまのお心の果てしない広さと温かさを身体中で感じ、同化して私も無条件で人々の幸せを願う感覚となり、また、その瞬間、一番幸せなのは私自身でもありました。
本当にありがたいと、泣きそうになりました。
ですが、境内には私の実家のご近所さんもそこかしこにおられ、涙を見られるのはさすがに恥ずかしいですので、ぐっとこらえておりました。
「あんたはんとこの娘さん、夏祭りで泣いてはりましたでー。ダイジョウブでっか?」
とかって両親が後からどなたかに言われたら、ちょっぴりツライじゃないですか。
いつぞやのお祭りでもございました、このパターン。
ああー、ですが、今思い出しましても本当に幸せでした。
お祭りって、いいなー。
子供も頃は夜店が楽しみなだけでしたけれど。
で、夜店ではなく、ありがたくも神さまのお心に触れるという幸せを楽しんだ大人は、その後の打ち上げに。
そうしましたら・・・
ねぇ、見てみて!このお箸の袋!
「大吉」ですって♥
知らずにおみくじを引いたようなもの、と気づいて宇賀神先生と大笑いしました。
どこのチェーン店かバレてしまいますが( ̄∇ ̄;)
はじめに行こうと思っていたお店がなぜか今日にかぎり臨時休業で、次に選んだお店でしたが、お陰様でさらに幸せになってしまいました。
お稲荷さん、いくらなんでも出来すぎですよ♥
合掌