今日は、「アルマゲドン説」について、宇賀神先生のお考えを。
この場合のアルマゲドンとは、宗教的な意味を含むものではなく、一般的に日本で言われているような「世界の終わり」とか、「最終戦争」という意味で使わせてください。
私が子供の頃は、「1999年のノストラダムスの大予言」説が子供の間でもまことしやかに噂されていましたね。
子供心に、1999年に本当に世界が滅びてしまったら、人生をそんなに生きられないうちに死んでしまうの?と、半信半疑ながらちょっぴり怖かったのを覚えています。
それが無事に過ぎますと、今度は確か2012年の、「マヤ暦の終わり」による終末説でしたか。
これはただ単に2012年にマヤ文明で使われていた暦の一巡が終わる、というタイミングなだけたっだのですが。
例えば日本で申しますところの、十二支で子年から始まって12年が巡り、最後の亥年が終わる、というタイミングと同じような暦の一巡の終わりのことなのです。
終わりましたら次は「また初めの子年に戻る」だけなのですが、世間では格好の話題となり、ノストラダムス説に続く終末説ネタにされておりました。
つくづく人は「この世が終わる」設定が好きなのかなぁ、と、びっくりしましたね。
次はどんなネタが出てくるのでしょうか。
ですが、たしかに、宇賀神先生のようないわゆる霊能者とか、霊感を持っているとか言われる人で、この世の終わりのイメージを見てしまう人達が多くいらっしゃるのも確かなようです。
霊感とは、第6感のさらに子細なもの。
そして、全ての人は(鋭いと鈍いの差はございましても)誰でも第6感を持っているのですから、多くの人が付和雷同してまことしやかに噂される世界の終末を怖がるのも無理はないのかも知れません。
宇賀神先生は、
「人が映画のストーリーなどで想像しているような世界の終わりなんて来ないよー。」
と、おっしゃっています。
その根拠は?
「それは、この地球が魂のお修行道場で、まだまだお修行しなきゃいけない魂がいっぱいあって、いちばんお修行できる立場にいるのが人間だから。」
ですって。
変な例えかも知れませんが、監獄に入れられている囚人が夢見ることは、
「いつかこの監獄に大火災が起きて、囚人がみな釈放されるような事態になること」
だと宇賀神先生はおっしゃいます。
それと終末説を楽しむ(怖がる)人類は似ている、と。
「いつかこの地球に大災害が起きて、魂がみな解放されるような事態になること」
を夢見ている?
ちょっと、なるほどー、と思わなくもないですね。
こんなに楽しいお修行の世界はないのではと思うのですが、人は心ではなく、自身でも気づかない魂のどこかで、修行から「解放」されることを望んでいるのでしょうか?
さて。
真偽のほどは分かりませんが、その仮説が正しいとしますと、映画などでもさかんと「世界の終末」を題材にしたストーリーがあり、それを人々が楽しんで見ているというのも、うなずけますかしら。
ちなみに、ブルース・ウィリスさん主演のハリウッド映画の「アルマゲドン」は私も大好きです♥
「ターミネーター」シリーズ(特に2とジェニシス!)も大好きですし、アメリカのTVドラマの「ザ・ラスト・シップ」もレンタルビデオ屋さんで借りてまで見てしまってます・・・。
アルマゲドンでは巨大隕石が地球に飛来し、ターミネーターでは核兵器による滅び(審判の日)の後の殺人マシーンとの戦い、また、ザ・ラスト・シップでは致死率の高いウイルスが世界中に蔓延する、という設定でした。
まあ、これはただ単に出演なさっている俳優さんたちが大好きで見ているだけなのですが(^-^)
しかも映画アルマゲドンは宇宙へのロマンですよ♥
ターミネーター2とジェニシスは殺人マシーンとして作られた一体の“機械”の人類への愛の物語と信じています♥
ちょっと話が逸れそうなので、戻しますね。
また、たしかに、仏弟子のはしくれといたしましては、お釈迦様のおっしゃった「諸行無常」が真実であるとも思っております。
諸行無常とは、すべてのものは常態を保ちえないという意味でしたね。
そして現在の学説では、かつて地球上の覇者でありました恐竜が絶滅したわけは、巨大な隕石の衝突による気候の大変動であるとされております。
確率はすごく低くても、再び宇宙の遥か彼方からやってくる巨大隕石が地球に衝突する可能性もあるのです。
恐竜が絶滅したのですから、人類も何らかの劇的な理由により絶滅する可能性だって、無くはないですね。
ですが多分、それは今現在生きている私達が心配するより、遥か先の時代のことなのだと思い(願って?)ます。
そんな遠い未来の劇的な出来事を心配するより、もっと考えたり心配したりしなきゃいけない身近なことがたくさんありますものね。
そしてそれに懸命に対処している人達がたくさんいらっしゃるのも、また事実です。
恐ろしいほどの致死率のウィルスも今現在も確かに地上に存在しますが、WHOや世界中のお医者さま達が懸命に伝染をくい止める努力をしてくださっているお陰で、私達はまだ滅びていません。
有り難いですね。
宇賀神先生は、
「霊能者と言われる人達がこの世の終わりのイメージを見てしまうのは、言うなれば誰もがかかる『はしか』のようなもの」
とおっしゃっています。
何を隠そう、40年近く前、その「はしか」に先生ご自身もかかってしまわれました・・・今ですから笑って?告白できますが。
そうですね、次回は先生もかかってしまったその「はしか」の話をいたしましょうか。
終末、おっと、週末はまた出張が入っておりますので、憧れのノマドワーク♥ができましたら、更新いたしますね。
できてなかったら「新幹線で酔ったのねー。」と、お思いくださいませ(^-^;)
ですが今、自分でアルマゲドン(終末)説に関することをブログに書いてて、色々想像してしまい、ちょっぴりコワクなってしまいました。
どうか地球が滅びる夢を見ませんように!(T-T)
どうせ見るならかっこいいターミネーターが守ってくれる、楽しい夢を見られますように♥
合掌