宇賀神先生のシンプルライフ

最近はシンプルライフやミニマリズム(ミニマリスト)などという考え方が流行っておりますね。

かくいう私も、心密かに憧れております。

ただし、憧れと実情は別、とは、念を押させていただきたいのですが(T-T)

まだまだ「断捨離」も道なかば。

ワタクシは色々といらないものを抱えたまま生きております。

 

それにひきかえ、宇賀神先生の生き方は、いたってシンプルです。

先生が教えられている様々なことも、とてもシンプルです。

 

「氣」を使って人様を治す方法や、氣を導引する方法。

神様佛様に向き合う際の考え方(在り方)。

お加持の作法。

超能力開発?

考え方。

などなど。

 

実際に習ってしまえば、「ええっ、そんな単純な!?」というくらい、シンプルです。

それは宇賀神先生の考え方が、非常にシンプルなことが多いからでしょうか。

ですが、先生は、

「みんなの方が色々なことをフクザツに考えすぎるんだよー。」

と、おっしゃいます。

 

うーん、たしかに。

 

そして、長年に渡り宇賀神先生の教えを身近に受けておりますためか、私の頭の中も少しずつシンプルに馴染んできて、佛教や哲学もムツカシー話になりますと、頭に入ってきません。

えっ?

これは能力とか脳みそのキャパシティとかの、別問題でしたか?(^-^;)

ごめん・・・。

 

またちなみに、宇賀神先生は旅の荷物も超少なく、例えば去年たまたまお一人で一週間ほどの湯治をなさったときの旅の荷物は、

・日数分の薬

・下着のパンツ2枚

・肌着のシャツ1枚

・ハンカチ1枚

・無理やり持たせたポケットティッシュひとつ

だけでした。

 

「もっと用意がいるんじゃないの?」

と、びっくりする私に、

「パンツとハンカチは手で洗って乾かす。タオルは宿のを使う。湯治して宿にいるだけなんだから、宿の浴衣で一日中過ごすし、本当はシャツもいらないくらいだよ。」

と、平然としておられました。

シンプルライフやミニマリズムに憧れ、そういう方達の色々な本を何冊も読みましたが、究極のミニマリストはうちにいたよー、と、初めて知りました。

 

もともと宇賀神先生のお若い頃からの憧れが「ギターを持った渡り鳥」シリーズでしたので、身軽に旅できるのでしょうか。日本全国どこでもお家

心配性の私とは、正反対の荷物です。

「梵天丸もかくありたい」と、泣きそうになりました(T-T)

 

ですが、そんな旅の荷物やご自身の考え方とは裏腹に、宇賀神先生が読まれる本や、見られるテレビは雑多です。

たまには難しそうな本から、マンガ本まで。

テレビも歴史や宇宙などに関するすごく勉強になる番組から、料理番組から、めっちゃくだらない番組まで。

テレビ嫌いの私など、横からリモコンでプチっと消してしまいたくなるようなウルサイ番組も、しょっちゅう見ておられます。

 

そのためか、考え方はシンプルでも、頭の中の知識は雑多に、しかも膨大にあるようです。

高尚なものから低俗なものまで。

この雑多な知識と経験が、宇賀神先生の中から醸し出される複雑なオーラと申しますか、人間性を形成しているのでしょうね。

 

そうそう、初めに宇賀神先生の生き方はシンプルだと申し上げましたが、それは今の在り方が、という意味においてです。

今まで生きてこられた人生は波乱万丈そのもの。

複雑といえば複雑な人生です。

よくもまあ、そんな道筋をたどって今まで無事に生きてこれましたね、という人生でいらっしゃいました。

 

ただ、30歳の頃、氣の世界に入られて、お不動さんに出会われてからの宇賀神先生の在り方がシンプルなのです。信仰とは、惚れて惚れて惚れぬくこと。

宇賀神先生にとりまして大事なものは、

神様と佛様と、

氣と、

温泉と、

そして綾野ちゃん♥

(あっ、またドサクサに紛れてノロケましたヨ( ̄∇ ̄))

 

ああっ、それとお金も大事でしたか!?

小さい頃、お父様の事業が失敗してからずっと貧乏でいらっしゃいましたからねぇ。

Meijiのチョコレート

 

宇賀神先生は、透き通るように高尚な宗教者がおっしゃるような、「お金は大事ではありません」と申しますようなセリフは、決しておっしゃいません。

「お金は大事だよ。お金が汚いなんて思ってはいけない。軽んじてもいけないよ。」

と、常々おっしゃっています。

かと言って、もちろんウン百万円の壺を信者さんに買わせる、などということも一切なさいません。

地道に働いて、地道に稼ぎ、地道に生きるんだ、と、そういう姿勢を大事になさっています。

 

私は宇賀神先生が「お金は大事だよ」とおっしゃるのは、地に足のついた生き方をなさっているからだと解釈しています。

ふわふわとしたきれい事だけでなく、かといって我利我利(がりがり)亡者になり下がるわけでもなく。

当たり前のことを当たり前に、率直におっしゃる先生の在り方が、私は好きです。

 

また、ここで「地道に働いて」と宇賀神先生がおっしゃいますのは、「地道に神様佛様のエージェントとして働いて」ということです。

言うなれば神様と佛様と先生との三人四脚で生きていく、ということです。

それしか、先生の生きる道はございません。

たとえ先生が横道に逸れようとしましても、きっと両側からはさんでくださっている神様と佛様が

「そっちは違ーう!」

と、強制的に軌道修正してくださるのでは、と想像してしまいます( ̄∇ ̄)♥

 

まあ、ですが、どこへでもウロチョロと動き回ってしまう元祖「いらんことしぃ」の宇賀神先生は、そうでもしないとどこへ行かれるのか分からないのでしょう。旅に飲んで・・・

なんとも有り難い人生ですね?

 

宇賀神先生を見て思いますことは、在り方がシンプルですと、なぜか旅の荷物までシンプルになるようです。

だって、人生も「旅」ですものね?

何が必要で何がいらないのか。

見極める目が欲しいものです。

ああ、私の旅の荷物は、いつになったら軽くなるのでしょう(T-T)

ミニマリストへの憧れは、まだまだ続きます。

 

合掌