いえいえ、たいして面白いジョークなわけでもなく。
宇賀神先生と私が勝手に低~いレベルの面白さに笑っていただけなんですけれどね。
笑いのレベルは低いですが、その内容は私達にとりましては、とても嬉しいことです。
前回お伝えしました、「佛の手」に関しましての、面白?エピソードとは。
宇賀神先生には何人かのお弟子さん達がいらっしゃいます。
お弟子さんとはつまり、うちのお寺の会員さんなのですが、今いらしてくださっている方達は、ほとんどの方がそれこそもう20年ほども通ってくださっている長いお付き合いの方達です。
宇賀神先生から習われた「氣」による治病法やお加持の方法を、公表して、またはご自身の心の中でこっそりと用いられ、人生の色々な局面やお仕事の場で使っておられる方も多いようです。
先生の教えは氣を身体の健康のみに使うのではなく、人生そのものを健康に?していくのに役立ちます。
少なくとも、私が今、以前に比べまして少しは人生を心軽やかに過ごせているように思いますのは、考え方なども含めまして、長年かけて先生が教えてきてくださったことが少しずつ私の中にしみこんできているからかなと思っております。
うちの母なんかは、
「なんで宇賀神先生はそんなに自分に都合よく考えられるの!?(だから楽しそうに生きてるの?)」
と、いつも羨ましそうに言っております。
「モテ髪師 大悟」さんがご自身の本の中でおっしゃっていたのですが、こういうのは
「ポジティブでもネガティブでもなく、『自分に都合よくティブ』」
というのだそうです。
あまりの名言に笑ってしまいました。
まるで宇賀神先生の生き方そのものですね。
私の大好きな言葉です。
さて、そんな長年のお弟子さん達のなかに、名古屋で柔道整復のお仕事をなさっている方がいらっしゃいます。
彼はもう20年以上も毎月毎月、欠かすことなく熱心に宇賀神先生の勉強会に通っておられます。
私と同じ時に高野山に上がられ、一緒に権教師の資格も取られたHさんです。
私が密かに羨んでいるほど長くて濃いまつ毛の、素敵な男性です。
ハリウッドの映画俳優のロバート・ダウニー・Jr.さんにちょっと似ていて、同じく映画俳優のオデッド・フェールさんに劇似で、彼らを映画で見るたびに、「似てるよね~♥」と、宇賀神先生に言いながら私の目はハートになっております。
さて、そのHさんが奥様とご一緒に数年前の忘年会 in 但馬にご参加くださったときのことです。
奥様が、
「お陰様で主人は『名古屋のゴッドハンド』と呼ばれています。」
と、おっしゃいました。
たとえばスポーツジムで同じクラスの方がエクササイズ中に転んで足をくじかれた瞬間、クラス中の期待の目がHさんに集まるのだそうです。
それくらい、周りの方達に
「あの人なら、きっと治してくれる」
と、思われているのですって。
そのことをお聞きになり、宇賀神先生はとっても喜ばれました。
やはりご自身のお弟子さんが、先生の教えられた技術を用いてご活躍なさり、多くの人から頼りにされていらっしゃるのは、とても誇らしいそうです。
「自分が教えてきたことは、間違いじゃなかった。」
と、心から喜んでおられました。
でも、とっても優しくカッコイイHさんも大好き♥なのですが、それ以上に宇賀神先生LOVE♥♥のワタクシとしましては、ちょーっと、ヤキモチを妬いてしまいました。
ですので、忘年会から帰宅した後でその心のモヤモヤを先生に訴えました。
「だってさぁ、だ~れも、宇賀神先生のことを『ゴッドハンド』だなんて、呼んでくれてないよ?(T-T)」
って。
で、そのときピンときて、叫んでしまった一言がこちらです。
↓
「そうか!
あっちが『神の手(ゴッドハンド)』なら『かんで~』だ!!
そしたら宇賀神先生は『佛の手』だから『ぶって~』だ!!!
『ぶって♥』と『かんで♥』なら、いいコンビじゃないか。
これからは私が『ブッダハンド』って言ったげる!!!
v( ̄∇ ̄)v」
と・・・。
しょーもな・・・いですよね?
宇賀神先生も苦笑い、なさっていました。
だから、たいして面白くもないんですけどね、と冒頭にお断りさせていただいたのですが(T-T)
だから、前回の「銀座の美しい女(ひと)」の話の中に連ねて書きたくなかったのですが。
ごめんなさい。
心より、お詫び申し上げておきますネ。
まぁ、ですので、ワタクシのしょーもないダジャレはこの際どうでもよいのですが。
宇賀神先生は、ご自身の長年のお弟子さんが「ゴッドハンド」とまで呼ばれて人々に頼りにされていることに、本当に心から喜ばれていました。
家でそのときのことを思い出しながら話すたびに、先生は今でも嬉しそうな、誇らしそうな顔をなさいます。
残念ながら、宇賀神先生と私の間には子供がおりません。
先生の血を分けた子供が、先生の力を習い受け継ぐことは、どうやら難しそうです。
ですが、宇賀神先生の教えを長い年月に渡って受けてこられたお弟子さん達が、それぞれの人生のなかでそのことを活かされて、それぞれの人生をよりよいものになさろうとし、また更にその力を他者のためにも用いられています。
「弟子」って、「弟」「子」と書きますが、この方達は多分に先生の寿命よりも長く生きていかれるでしょう。
そして、先生の寿命よりも長く、先生から受けた教えをこの世で生(活)かしていてくださるでしょう。
まるで先生の弟か子供のように。
もちろん、私もその一人でありたいと思っております。
悲しいかな、私はHさんや他のお弟子さん達のように、身体堅固で力強い氣に溢れているというタイプではありませんが、私には私のできることもあるはずです。
少なくとも、ありがたいことに「宇賀神」の霊統(霊的な血統、とでも申しましょうか)を受け継ぐことを、神様はお許しくださっているそうです。
宇賀神先生のお力は、結構オールマイティ(人生の色々な局面に対応できる)に近いものがあります。
得手に帆をあげよ、ということわざもありますね。
先生の才能で築き上げてこられたオールマイティの能力全てをひとりで受け継ぐのは難しくても、それぞれのお弟子さん達が、それぞれの得意分野で、宇賀神先生から習われたことを活かしていかれれば、これほど嬉しいことはございません。
それに、皆さん本当に本当に、宇賀神先生のことを大事にしてくださるのです。
今月の勉強会では、私は所用があり、勉強会の最後までおらずに2次会も参加せずに先に帰りました。
すると、その日はステッキを持たずに歩いておられた先生の手を、階段で引いてくださったり、果ては、酔っぱらって靴を履きにくそうにしておられた先生のために手助けまでしてくださったそうなのです。
「わしが靴ベラ使えないのを見て、靴まで履かせてくれたんだよ~~~。」
と、家に帰った私に、半泣きになりながらおっしゃいました。
(年をとると涙もろくなるのですヨ。)
もう、皆さんのこのお気持ちだけで、十分すぎるくらい有り難いと、先生ともども心から感謝しております。
ねっ!
名古屋のゴッドハンドさん♥
最高ですね!!
(これからも心の中で「アイアンマン♥」ってお呼びすることを許してくださいね!)
合掌