昨日は急きょ、うちから片道100kmちょっとの姫路まで行って参りました。
このお方に会いに、です。
2600年程前に生きておられた、佛教の始祖、お釈迦様です。
まずは宇賀神先生の記念撮影を。
姫路駅から2kmほどのところに名古山霊苑という墓地がございまして、その中に仏舎利塔(ぶっしゃりとう)、つまり、お釈迦様のご遺骨が納めれられている塔がございます。
そこへ宇賀神先生とお客様をお連れして、月曜日に急きょサンダース号で行くことになったのです。
世界中に仏舎利塔と呼ばれるものは沢山あるのですが、その中でもこの姫路の仏舎利は「真正仏舎利」、つまり正真正銘お釈迦様のご遺骨ですよ、とお墨付きのものです。
と申しますのも、あるとき世界中の仏舎利塔の中の「お釈迦様のご遺骨」とされております骨を計算しましたら、なんとお釈迦様は体重が象2頭分を超えるほどの巨人になってしまい、やはり本物と偽物が混在していると分かりました。
そこで色々と歴史などを調べて多分に本物のお釈迦様のご遺骨です、と証明されたものが「真正仏舎利」と言われております。
日本ではその真正仏舎利は2か所に祀られているようでして、ひとつは名古屋の日泰寺さん、そしてもうひとつはこの姫路の名古山霊苑です。
ただ、常時見えるところにご遺骨が入れられた御厨子が安置されておりますのは、この姫路の名古山霊苑です。
つまり、何とも幸運なことに、いつでもお釈迦様にお会いできるのです。
仏舎利塔が安置されております建物の中も、それはそれは美しくまばゆいばかりに装飾されておりますし、仏舎利塔そのものも金色に輝いております。
昨日もお見せしましたが、あまりにも美しいのでもう一度。
ところで、なぜ宇賀神先生はお釈迦様のことを「人類最強の男」と呼ばれますのか。
それは、仏舎利塔の前に行きますと、今でもありありとそのパワーを感じるからです。
(宇賀神先生に「世界最強」じゃなくて「人類最強」にちゃんと訂正しておいてよ、と言われました。どう違うんだろう・・・。)
とくに、宇賀神先生が「一番感じられる」というお薦めのポイントに立ちますと、ふわーっと後ろに押されてしまいますような、素晴らしいお力を感じられます。
宇賀神先生がそのようなポイントをちゃーんと見つけられるのは、さすがだなぁと思います。
ですが落ち着いて考えますと、お釈迦様は2500年ほども前に亡くなられた方ですよね。
(諸説ございますが、2600年ほど前にお生まれになり、80歳くらいまで生きられたそうです。)
そのお力が今もありありと感じられるほどだなんて、すごすぎると思いませんか?
仏典には、お釈迦様が生きていらした頃、お釈迦様の周り50km以内には争い事が起きなかったと書かれているそうですが、納得できるような気がいたします。
ちなみに、お葬式のお焼香のときなどに読まれます舎利礼文(しゃりらいもん)というお経は、
「もともと舎利、つまりお釈迦様のご遺骨を礼拝するのが大乗仏教の始まりだった、ということを表している」
と宇賀神先生はおっしゃいます。
2500年ほどの昔から、人々はお釈迦様のご遺骨を「ありがたい」と拝んでこられたのですね。
いやもうホントに、ありがたいですよ。
多分にとても小さなお骨のかけらなのでしょうけれど、もうそれだけでも素晴らしい存在です。
手を合わせ目を瞑りますと、あたり一面金色の世界でした。
とても優しく美しい金色の世界。
亡くなられた後2500年ほどたった今でも、お釈迦様から柔らかく波打つような何かが流れてきます。
金色っていうと何か人間の欲の対象の「金」とかを想像しますけど、そのような金色とは違う、とてつもなく優しく美しい金色の光でした。
姫路の名古山霊苑は、姫路駅から車で5分ほどです。
しかも拝観料はたったの200円。
申し訳ないくらいです。
たった200円で「人類最強の男」にお会いできるのですから、皆さまもぜひ一度お行きになってくださいませ。
そしてぜひお釈迦様の存在に触れられてください。
お釈迦様にお会いなさり、お心に静寂が訪れましたら、何よりです。
「心に静寂」・・・と書きながら、それを一番必要としておりますのは他でもない、ワタクシなのですが( ̄∇ ̄;)
ここは正直に告白しておきますネ!
だって、ねぇ、昨日なぜか急に「姫路に行こう!」とかいうことになってしまい、中国自動車道(高速道路)に乗りましたらまさかの事故渋滞。
しかも11km!
お仕事のある宇賀神先生を乗せ、お客様を乗せ、「帰りがもしかして間に合わなかったらどうしよう、絶体絶命のピーンチ♠」と、内心めちゃくちゃ焦っておりました。
宇賀神先生は相変わらずの
「絶対大丈夫だから!何の問題も無い!」
との予言?をなさっていましたが。
帰りは宇賀神先生にもお客様とともに姫路から新大阪まで新幹線に乗っていただき、私だけ車で帰ることにして、それで何とかお仕事に間に合いました。(先生の予言通り?)
大阪にお住まいの方はお分かりになると思いますが、夕方の中国自動車道の宝塚あたり~阪神高速池田線の大阪方面行きは、必ず混みますからね。
「トラベルの語源はトラブル」だと言われておりますのが、身にしみてよーぅく分かりました。
私にとりましては、ハラハラドキドキの大冒険映画の日でしたね!
今度はもうちょっとゆっくりと余裕のある日に行き、大冒険映画ではなく、お釈迦様との逢瀬を心行くまで楽しむロマンス映画の日にしたいものです♥
合掌