本物のテレパシー(超能力の一種)を使う人 その4

マスター・スジャンタが本当は宇賀神先生とY先生のお二人だけにお会いし、何をお伝えなさりたかったのかは、分かりません。

それを詳しくお聞きできなかったのは残念ですね。

ただ、アカシック・レコードに関しましては、少し示唆をいただけたようです。

 

残念ながらこのブログ上では、アカシック・レコードにつきまして詳しくお話させていただくことは、控えさせていただきます。

ますます夢物語のように現実離れした心象と、幽霊など大したことないと思えますようなものすごく怖い、と申しますより、もはや信仰という名の畏怖を覚えますような世界でもありますので、これ以上のことは軽々しく口にはできません。

ただ、とても深遠な世界で、マスター・スジャンタが本当にそこへ行ってらしたのかは私には分かるはずもごさいませんが、とにかく彼がすごい能力をお持ちだったことだけは確かなようです。

 

マスター・スジャンタはインドネシアのスハルト大統領の政治顧問でいらした、と初めにお伝えしましたが、それは、彼の霊能を用いまして大統領に外交上のアドバイスをなさっていたようなのです。

(これはY先生からの伝え聞きです。)

例えばインドネシアで他国の人と外交上のお話をなさいますときは、マスター・スジャンタが隣の部屋で外国からの使者の本意を霊視なさり、大統領に陰でアドバイスなさっていらしたとか。

マスター・スジャンタは、あの、クルッと白目になられる瞬間にすべてを見通されるわけですから、相手の方がどこまで譲歩なさるおつもりか、大統領は知られた上で有利に話を運べたのでしょうか。

 

彼よりすごい霊能を持った人には、宇賀神先生もいまだにお会いしたことはありません。

ですが、先生がマスター・スジャンタにお会いしてから数年後、スハルト大統領はクーデター(とまでは言わないのでしょうか?)により失脚なさいました。

スハルト大統領が独裁者でいらしたことは事実で、マスター・スジャンタはその大統領に仕えていらしたわけです。

宇賀神先生がマスター・スジャンタとお会いしましたのは、私と出会う前でした。

私は直接お会いしたわけではありませんので、彼の人となりを存じませんが、それでもやはり心配してしまいます。

「大統領の失脚を、マスター・スジャンタの予言で回避することはできなかったの?」

と、私は宇賀神先生に尋ねました。

すると先生は、

「それは歴史とか時代とか、とにかく大きな運命の流れだから誰にもどうすることもできないよ。

それに独裁者がクーデターにより失脚して政権交代となるのは必定だから。」

とおっしゃいました。

 

彼のような、ある意味優秀なシャーマン(巫女などを意味します、神さまなどのご託宣をする宗教的職能者)であります方が、時の権力者に重用されますことは歴史の中でもよくあることです。

シャーマン本人にとりまして本意でありましても、本意ではないにしましても。

そして、そのシャーマンを利用なさっていた権力者がその座を追われますときは、運命を共にするしかないことは、容易に想像できます。

大きな歴史の渦には、誰もが巻き込まれてしまいます。

願わくば、マスター・スジャンタがどのような形にせよ、お命が助かり、少しでも難を逃れられましたことを祈るばかりです。

 

私が個人的に、生きてらっしゃるうちに是非ともお会いしたかった方の1人が、マスター・スジャンタでした。

宇賀神先生が25年ほど前にマスター・スジャンタにお会いなさったときに、すでに80歳近い?ご高齢でいらしたそうです。(正確なところは分かりません。外国の方の年齢は、ちょっと判断しにくいですから。)

そう考えますと、今現在も生きていらっしゃるかどうかは・・・。

マスター・スジャンタにお会いしてから何度か、宇賀神先生のところへ彼からのテレパシーが、時折届いていたそうです。

ですが、宇賀神先生は死者からもお話をお聞きになりますからねぇ。

どちらでしょうか。

 

それと、今回4話にわたってマスター・スジャンタのお話を書いておりましたら、やはり、ちょっとそんな予感もしたのですが、どうやら彼がうちに来られたようなのです。

昨晩先生がお一人で出かけられ、私が留守番しておりましたときに、スーッとどなたかが廊下を通られたのが見えました。

不思議と怖い感じはしませんでした。

宇賀神先生が帰られてから、

「あのさ、マスター・スジャンタって白くて長い衣を着てはった?

ふくらはぎ近くまで長いようなの。白いズボンと。

背が高くて、長く白い服を着た人がスーッて通るのが見えてん。

もしかしたら、誰か来はったかも知れんし、白い壁を見間違えただけかも知れへん。」

と尋ねますと、

「あ、それ、マスター・スジャンタ。

綾野さんの頭の中の映像まで見えたから、分かる。

間違いない。

彼はひざ丈くらいの白いスーツを着ていたから。

やっぱり、彼が来るような気がしてたんだ。

綾野さん、彼に気に入られたら大変だぞー。

80近い爺さんだったけど、女好きだったからなぁ。

色々と綾野さんに教えたくてしょうがないんだろ。」

と、おっしゃってくださいました。

それはちょっと、光栄すぎますね?

 

さあて、真相や、いかに( ̄∇ ̄)

マスター・スジャンタ、ユー・アー・ベリー・ベリー・ウェルカム(大歓迎!)ですわよ♥

 

合掌