(その1のつづき)
島原から熊本までのフェリーのなかで、
「おじいさんの後ろにいる人たち、誰?」
と隣に座られた女性に唐突に尋ねられました。
私は
『おじいさんって、誰?』
と思いましたら、なんと宇賀神先生のことで、それはそれはもう大ショックで。
なんてことはさておき、先生の後ろを見ましてもどなたもおられず、その女性をもう一度見ましたら、
「おじいさんの後ろにね、鎧を着たひとや色んな格好の人たちがたくさんいて、人間じゃないのもいるみたい。
で、その人たちの手が空中に伸びて、その手の先がどこかに消えてるんだよね。
それで色んなのの一番後ろに荒神さんのとこで見るような大きな光の玉がある。
あの人たちは何なの?」
と尋ねられるのです。
ああ、この女性は宇賀神先生の後ろの守護霊団を見てらっしゃるんだ、と判りました。
と同時に、先生のおっしゃっていた「守護霊が団体でいる」というは本当だったのだ、とも。
すると宇賀神先生はその女性に答えました。
「それはね、さっきフェリーに乗る前に遠隔のご祈祷の依頼があってね、わしがやったことを後ろの人たちが助けてくれているんだよ。
その人たちの手がピューと伸びていってね、その依頼者を治してくれてるんだよ。
手の先がその依頼者のところに行ってるからね、消えてるんだと思うよ。」
こんな説明をしましても初めての人に分かられるのでしょうか、と私は思いましたが、先生はお話なさってました。
ですが、ここまで鮮明に先生の後ろの存在を見られた方は後にも先にもこの方だけです。
先生がどんなに荒唐無稽に聞こえることをご説明なさっても、多分、その女性が見ておられる光景と合致している訳ですから、信じられるのでしょう。
するとその女性は言いました。
「私、今まで3回死にかけてるんだ。その度にどんどん見えるようになっていって。
自分がいつ死ぬか分からないから、後悔しないよう聞きたいことは遠慮しないで聞くことにしてるんだ。」
事故や流産で危うく命を落とされかけたそうで、なかなか、大変つらい人生を歩まれているようでした。
そして先生に尋ねられました。
「私の後ろには何がついていますか?」
と。
何と驚いたことに、ここまで宇賀神先生を含め他人さんの守護霊などは鮮明に見られますのに、ご自身のは何一つ見られないのだそうです。
不思議でした。
いえ、ですが「他人のことはよく見えるけれど自分のことは見えない」というのは、何も守護霊に限ったことではありませんね。
どうしたって自分のことを客観視するのは難しいもの。
目に見えない世界は目に見える世界の延長線上であり、と申しますより、重なるように同じところに存在し、何も特別ではなく、理もよく似ているように思います。
宇賀神先生はその女性に、先生の感じられたことを色々とご説明なさっていました。
その女性は、このような言い方をしましては失礼ですが、あまり幸せに輝いたお顔をなさってはいませんでした。
女性ながら私たちのキャンピングカーが軽自動車に見えるほどの大きな大きな仕事用トラックを運転しておられ、血色もあまりよくありませんでした。
この女性の場合はご自身がこうなりたくて守護霊などが見られるようになったわけではありませんが、おおよそ霊や守護霊、前世、あの世のこと、また時には神様佛様のことも含めまして、目に見えない世界のことに興味を持ち、心とらわれている方達で幸せな人生を歩まれている方は、あまり存じません。
霊能者と言われる人も含めてです。
人相にも、どこか陰りがあります。
人相に陰りがありますと、人生にも陰りが出てきます。
宇賀神先生のすごいところは、いろいろなことが視える・聞こえる・話せる・出来る・霊能者ですのに、暗いところが無いんです。
私が思いますのは、先生はそういう不思議な世界と現実世界とのバランスの取り方が絶妙なのかな、と。
目に見えない世界は、ある意味、魅惑的です。
ですがこの魅惑という字は、「魅入られて惑わされる」と書きます。
目に見えない世界に魅入られた人は、心を惑わされてしまいますので、何でも霊や因縁や前世や神佛などに結びつけて考えられます。
その前に考えないといけない現実問題をそっちにのけて、目に見えない世界に原因と解決策を求められます。
良いことも悪いことも含めて。
良いことも、
悪いことも、
含めてです。
(その3につづく)
合掌
こんにちは。
第二弾、待ち焦がれていました。
考えさせられること多すぎて、言葉になりません・・・。
息子がちょっと、見える子なのです。それ故にか、持って生まれた持病のためなのか、
持病そのものが過去の因縁によるもののなのか、わからないのですが、
私はなあんにも見えず、ただ彼の言うことを信じて、イロイロやってきたのですが、
すべて裏目に出ました。振り回されたとも言えます。
そういうことは、興味を持たず目を合わせず、気づかないふりをするのが得策なのかなと、
誠に勝手ながら、
ブログを読ませていただきながら勝手に考えさせていただいている次第です。
第三弾、楽しみにしております。
こんばんは。
コメントをありがとうございます。
お返事と第3弾のアップが遅くなり、申し訳ありませんでした。
つい先程アップいたしました。
いただきましたコメントで、私もまた色々と考えさせられました。
ありがとうございます。
お母様ご自身が霊などをご覧になった経験をお持ちでなければ、息子さまのおっしゃることを理解しづらく、さぞたくさん悩まれたことと思われます。
泣くような思いをなさったことも一度や二度ではないのでしょうね。
振り回されたとも言えます、とおっしゃっていましたが、それは息子さまへの愛情ゆえ、一所懸命になさったためだと思います。
そして一所懸命息子さんのために振り回されたからこそ、気づかないふりをするのが得策なのかな、という宇賀神先生と全く同じスタンスの結論にたどり着かれたのではないでしょうか。
お母様にこれだけ愛された息子さまはお幸せです。
宇賀神先生は人の心をフッと軽くする天才です。
宇賀神先生の言葉から人生を楽しく明るくするヒントを得ていただけますと、こんなに嬉しいことはありません。
洋子さまと息子さまの毎日がもっともっと楽しく、明るい笑いがもっともっと増えますことを、心よりお祈り申し上げております。
お心からのコメントを、ありがとうございました。
綾野
ブログ、本当に毎日楽しみにしています(o^^o)
東寺に行かれたお話を読んだあと、
「行きたいね〜」と、さっそく京都奈良のパンフレットをゲットしました(笑)
使い魔の猫ちゃんも大活躍なんですね。
「なんで株券無くした人が 先生のところに来るんだ?」と 夫は笑っていました(*^o^*)
そして守護霊団の方々の手‥‥息子のもとにもきてくださっているのかな と想像してしまいました(o^^o)
うぷぷ(^v^)
いつも楽しいコメントをありがとうございます!
さっそくパンフレットをゲット、に、ご主人さまの素直すぎるコメント、嬉しいです!
そしてもちろん”手”は息子さまのところにも・・・!
きゃー\(^O^)/