前回まで宇賀神先生の使い魔のことをお話しました。
先生は以前から「わしには使い魔がいるんだよ。」とおっしゃっていましたが、それに加えて「守護霊団もいるんだよ。」とも、よくおっしゃっていました。
守護霊とは、パーソナリティの消えた霊体が人間を守るために、その人が生まれたときからついている、と考えられています。
通常は1人の人間に対して2~3体の守護霊がついているそうですが、中には少し運の強い人などは4体ほどついていることもあるそうです。
ですが宇賀神先生は、「わしには守護霊が団体でついているんだ。」と、よくおっしゃっていました。
2~3体どころか、数えられないほど多くの守護霊”団”がいる、と。
「またまた~」と思ったアナタ、分かります、そのお気持ち。
「またまた宇賀神先生ってば、自分だけ特別なように言っちゃって。」って。
だって目に見えませんものねぇ。
先生も証明できませんから。
ところが、私もびっくりしたある出来事があって・・・それ以来「やっぱりホントだったんだー!」と思うようになりました。
と申しましても、自分の旦那さんですから、何も宇賀神先生のことを疑っていたわけではありません。
ただ、このような事は自分の心象世界のことでもありますので、自分の目に映ったものが必ずしも他者と一致したりしないのです。
先日お話しました、受像機の精度の問題や、そもそも何の電波(?)を拾う受像機なのか、という問題もあります。
その場ではどちらの意見が正しいなどの判断も難しく(あるいはどちらも正しい・どちらも間違っている、という場合も)、これはもう本当に現実との整合性に照らし合わせて経過(結果)をみていくしか、最終結論はでません。
ただ、宇賀神先生と結婚してから8年たちますが、先生が何か「普通の人の目には見えないもの」をご覧になって判断なさったことは、後々正しかったと判ることがほとんどです。
そこらへんの精度の高さは凄いなーと、いつも感心しています。
さて、そのびっくりしたこととは。
宇賀神先生と私が九州に湯治に行ったときのことです。
もちろん先生の大好きなキャンピングカー「サンダース号」で行きましたよ。
長崎の雲仙に行った帰りに熊本に行こうと、島原湾を横切るフェリーに乗りました。
そのフェリーに乗る直前、港で車に待機していましたときに、遠隔の病気平癒の御祈願をお預かりしているご相談者様から(ちょっと詳しい箇所は忘れてしまいましたが)「今、身体の~~が具合が悪くなっています」という旨のご連絡が入りました。
先生が「分かりました」と、その場でその方のためにお加持なさいました。
先生のお加持と申しますのは、そのような急な場合は、
「手に印を結び」
「口に真言を唱え」
「心に佛を念じて」
気合い一閃、エイっ!とばかりになさいます。
一瞬のことです。
「そんなんでホントに効くの~」と思われたアナタ、お気持ち分かります。(もういいって?)
でも不思議と・・・効くんですねぇ。これが。
そして私たちはそのままフェリーに乗り込み、船の座席に座りました。
宇賀神先生の隣に座っていますと、ほどなくして1人の女性が私の隣の席に座られました。
その女性が「すみません。ちょっと聞きたいのですが」と、声をかけてこられました。
「はい。何ですか?」と返事しますと、
「おじいさんの後ろにいる人たち、誰?」
と尋ねられました。
『”おじいさん”って、誰?』と思って私たちの後ろを振り返ると、どなたも座ってらっしゃいません。
『・・・って言うことは、おじいさんって、もしかしてウチの旦那さんー!!!???』 ←びっくりしたのって、これ?(・・・違います。(T―T))
(その2に続く)
合掌