使い魔 その2

また、(宇賀神先生が昔飼われていて、今はもう死んでいる)この猫ちゃんたち、(現実に生きている)ネズミ退治に活躍したこともあります。

先日もお話しました”視える・聞こえる”Oさんのおばあちゃん。

彼女の以前のお家は戦前からの長屋でした。

そのお家にネズミが出て、ネズミ捕りを仕掛けても賢いのかなかなか掛からず、困っておられました。

宇賀神先生が、「じゃあ、わしんとこの猫を行かせるから。」と使い魔の猫を行かせました。

しばらくしてOさんのおばあちゃんが、

「先生、助かったわー。猫がネズミを追いかけまわしてな、ネズミが梁を走り回っていたかと思うと、ヨロヨロ~ポトリとネズミ捕りの上に自分から落ちてなー。退治してくれましたわ。来てくれた猫は3匹でな、白黒と、茶色と、茶色と白のキジ猫でしたわ。」

と、おっしゃったそうです。

先生が何匹の猫を行かせるか伝えてもいなかったのに、おばあちゃんは数と、猫の模様まで言い当てました。

「へー、Oさん、そこまで見えたの。大したもんだ。」

と、先生もOさんの霊感の正確さにびっくりなさったそうです。

私はそのお話を聞いて、Oさんの霊感の正確さもそうですが、猫ちゃん達の”生きているネズミにまで影響を及ぼす”力と、そして何よりそれを使役する先生のお力にびっくりしました。

 

先生いわく、霊感なんて、直観の子細なものですから、見間違いや多少のブレなどよくある話だそうです。

それをここまで正確に見る人は、なかなかいないそう。

いつも宇賀神先生が「わしには使い魔がおってな。」とおっしゃっても目には見えませんから、以前はホントかな~と思っておりました。

ですが先生のなさったことと、私もよく知っているOさんのおばあちゃんの見られたものが”打ち合わせもなしに符合していた”と聞いて、ホントかも~と思うようになりました。

 

それに今ではごくごくたまに、私も家の中をシュッと走る白い影を見るようになりました。

大きさから言って猫ちゃんかな、と思っています。

びっくりしましたのは、先日泊まりに来てくれた先生のお弟子さんのY君の目に映った「シュッと走る白い影」を2人同時に見たことです。

Y君は影そのものを見て、Y君と向かい合っていた私はY君の瞳の中に映った白いものを見ました。

人様の瞳を介して見るなんて、こんなこともあるのかと面白かったです。

 

さてさて、昨日今日と今までも、さんざん”視える・聞こえる・感じる”などとおとぎ話のような不思議なこと書いてきましたが、「実はこの目に見えない世界にはあんまり魅入られない方がいいよ」という話を、”もっと見えた人”のことをご紹介しつつ、明日したいと思います。

何をいまさら、矛盾してる?

ですが、霊能者のくせに、

「霊の話をしても人は幸せになれないから。霊の話はしない。」

とおっしゃっているのは、宇賀神先生ご自身なのです。

 

合掌

 

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