本当の奇跡

今月は宇賀神先生のお誕生月です。

私の両親がいつも弟家族も含めまして、それぞれのお誕生月に皆で集まってお祝いしようと食事会を開催してくれます。

ですので、昨日の日曜日には、先生のためのお祝いの会を開いてくれました。

メインディッシュは先生も大好きなトンカツ( ̄∇ ̄)♥

バースデーケーキも用意して、皆で楽しく夕飯をいただきました。

 

私には3人の姪と甥がいるのですが、それぞれ中学1年、小学2年、保育園年中さん、でしたか、もうとってもパワフルな大阪っ子です。

3人にとりましては宇賀神先生は「おじ」にあたるのですが、なにしろ弟の年齢より私の父の年齢に近い先生です、なんとなーく「おじちゃん」と呼びにくいのか、

「宇賀神さん」とか、1番下の子は「うがじんちぇんちぇー」と呼んでくれます。

その1番下の子が描いてくれた、宇賀神先生の似顔絵がこちら。

 

portrait
まぁちゃんが描いてくれた宇賀神先生の似顔絵

 

とってもとっても幸せそうな似顔絵です。

これはもちろん姪っ子の心の中が幸せに溢れているため、こんなに幸せそうな絵が描けるのですね。

それと同時に、宇賀神先生もとてもにこやかに優しく姪や甥に接してくださっていますので、それが姪の目にはこんな風に映るのでしょうかと、嬉しくもあります。

 

毎年お誕生日をお祝いしていただくたびに宇賀神先生がおっしゃるのですが、先生は小さい頃、一度もお誕生日のお祝いをご両親からしていただいたことがないそうです。

じつは先生の幼少時代は、何の屈託もなくお幸せなお暮しだったとは、言えないようです。

もちろん戦後まもない時代でもありますので、日本全国のほとんどの方達が貧しい暮らしをなさっていました。

先生はさらに、ご両親の愛情にも、お腹いっぱいに満たされていたとは言えないような幼少時代でした。

 

ご両親が離婚なさり、その都合で宇賀神先生は2年ほど栃木県の孤児院に入れられていたそうです。

その孤児院が天台宗のお寺さんが経営なさっている孤児院で、毎朝ご本尊のお薬師さまを前にお勤め(お経をよむこと)があり、それが先生と佛さまの最初の出会いになるのですが。

そのお話もまたいずれ。

とにかく「お誕生日おめでとう」と言ってもらった記憶が、あまりないそうです。

 

ですので、3人の姪と甥が大声を張り上げて、なかば叫ぶように?元気いっぱいにハッピーバースデーの歌をうたってくれるのには、先生は時に眼頭が熱くなられるようです。

「ハッピーバースデー・ディア やっちゃーん/宇賀神さーん/うがじんちぇんちぇー♥」とそれぞれが声を大きくして音程すらバラバラに?歌ってくれるのが、最高に幸せなようです。

昨日も私の実家でのお誕生日会からの帰り道に、宇賀神先生が

「こんなにもいい家族を与えてくれてありがとう。」

と、おっしゃってくださいました。

 

宇賀神先生はお仕事で、様々な奇跡と呼ばれることを起こされてきました。

例えばガンを消してしまったり、難病の方を社会復帰なさるまで回復させられたり。

私自身もこの目で何度もその事例を見ています。

ですが、本当の奇跡とは、不幸とも呼べる幼少時代を過ごしながらも、今現在こんなにも心優しい宇賀神先生でいてくださることではないかと思っています。

まあ、多少ひねくれているとも申せますが!?そのお心の中はとっても優しくキュートなお人なのです♥

この世に生まれてきてくれてありがとう。

優しい宇賀神先生でいてくれてありがとう。

いつも楽しそうにニコニコと笑っていてくれてありがとう。

お仕事に励んで、たくさんの人の助けになってくれてありがとう。

神様佛様に好かれるような人でいてくれてありがとう。

私は心から、この奇跡に感謝しています。

 

ちなみに、昨日一番楽しかったのは、クライマックスでケーキのローソクを吹き消したあと、

「あーっ!お誕生日のお願いごとするの忘れたー!!」

と宇賀神先生が叫ばれたこと。

もう遅いよーん。

やっぱり、きっと忘れると思って、私がちゃっかり代わりに心の中でお願いごとをしておきました!

「みんなもっともっと幸せになりますように♥」ってね v( ̄∇ ̄)v

お願いごとドロボウ、大成功でした!

 

合掌